ヤンサカ

勉強と部活は両立できてる?法政高校サッカー部にリアルな話を聞いてみた!

SHAREこの記事をシェア


法政高校は、小中高大一貫教育のいわゆるエスカレーター方式の学校である。受験なしかつ中高六年間続けられるので、部活に集中できる環境だ。高校から入ってくる生徒も多いが、中学から6年間一緒に部活で過ごす仲間も多い。さらにコーチは部活のOBが来るので非常にアットホームな雰囲気が印象的だ。練習中も声の掛け合いが多く活発である。そんな彼らに学生の本分「学業」に対してどのように取り組んでいるか、付属生ならではの話を聞いてみた。(企画・構成/MCタツ)

maruyama.jpg ■水越結規
■ポジション:右サイドバック
■身長/体重:166センチ/60キロ
■好きな芸能人:田中みな実
■憧れの選手:内田篤人
■自分の見てほしいプレー:「スピードを生かした縦へのドリブル。」
maruyama.jpg 水越
「勉強やっていれば、サッカーできる時間も増えると思っています。勉強ができれば、部活もよくなる循環ができる。サッカー部は勉強できない人が多いから、サッカー部とは勉強の話はしません(笑) 『勉強した? よかった、勉強してないよね~』って話していると安心しちゃうので。サッカー部じゃない友達と勉強の話をするようにしています」

maruyama.jpg ■瀬戸佑磨
■ポジション:MF、トップ下
■身長/体重:168センチ/57キロ
■好きな芸能人:松井玲奈
■憧れの選手:井手口陽介
■自分の見てほしいプレー:「周りを見て判断して攻撃のスイッチを入れる」 maruyama.jpg 瀬戸
「最低限の学業がモットー。付属なので、中学から高校、高校から大学にあがっていくためのノルマみたいなのがあるんですが、そこのギリギリを目指す。狙うのはまずそこの基準値。もちろんそれより上の成績のほうがいいんですけど、最低限をちゃんとクリアし続けることが大事だと思っています。そこをクリアしてあとは、部活や学校生活を存分に楽しむ。(ギリギリでクリアするこつは?)焦ったときにちゃんと本気で勉強やる!」

maruyama.jpg ■福嶋郁人
■ポジション:センターバック
■身長/体重:175センチ/77キロ
■好きな芸能人:ジャスティン・ビーバー
■憧れの選手:セルヒオ・ラモス
■自分の見てほしいプレー:「マークの指示、ピッチ内で声を出し続けます」 maruyama.jpg福嶋
「部活終わって家に帰ったら疲れて寝ちゃいますよね。ご飯食べて風呂入ったら、もう時間も遅いので。授業中に集中できればいいんですが、睡眠に集中してますね(笑)今は英語を頑張りたいと思っています。目標はTOEIC Bridge140点。付属なのである意味部活には集中しやすい環境です」

サッカー部顧問の古家先生が「今の選手たちは特に勉強ができないこが揃った」と明るく話すように、この学校にはテストの結果が芳しくなくても深刻になることがあまりないようです。勉強のために部活を犠牲にすることがないのは付属高校の最大のメリットといえますよね。選手たちにとっては、とても幸せな環境だなと強く感じました。

SHAREこの記事をシェア

PAGE TOP
×