サッカー部員なら誰もが共感する、あのシーンやあのしぐさ。。。今回は、京都橘高校サッカー部員に京都橘高校サッカー部ならではのあるあるネタを取材したぞ!

①毎年"ハーフ"が入部?
内田 「今の1年は居ないけれど、毎年、ハーフが入ってくる」
全員 「あ、ほんまや!(笑)」
内田 「(松下選手を指差して)自分たちの代ならコレ(笑)」
松下 「はい。カナダとのハーフです。生まれはバンクーバー」
内田 「何で京都橘やったん?やっぱ"毎年ハーフ"の伝統で?」
松下 「そんな伝統は知らん(笑)。中学のチームが弱くて、高校では強いところに行って勝ちたかっただけ」
篠原 「ハーフが居るとおもしろいというか、英語も話せるし、いろいろと使えるのがいいところ(笑)」
内田 「(観光客を含め外国人が多い)京都では重宝される(笑)」
篠原 「実際、松下に英語を教えてもらったこともある」
松下 「1つ上の学年は3人、自分の代は自分、でも2つ上ってハーフ居たっけ?」
篠原 「おらんかったかも。伝統は言い過ぎやろな?」
内田 「ムムム(笑)」


②罰ゲームは"壁当て"
内田 「ゴールバーにボールを当てるバー当てや鳥カゴなどの罰ゲームとして"壁当て"がある。勝った選手が負けた選手にボールを当てる遊び。これが京都橘には伝統としてある」
寺山 「うわ、また伝統って言うてる(笑)」
内田 「勝者と敗者の距離は、負けた選手の実力によって左右される。膝蹴りでボールが飛んだ距離など決め方はいろいろあるけれど、この距離決めの技術が低いヤツが負けると、すごく近い位置から"壁当て"される。その下手代表が清水(笑)」
清水 「その通り(笑)。全く膝蹴りができず、2回負けて2回とも超!至近距離からの壁当てに(笑)」
寺山 「距離を決める以外にも壁あてあるあるはある。例えば、鳥カゴ。パス10本回されたら壁当てになる場合、リーチの9本になったら鬼はもう必死でボールを追いかける。ものすごいプレッシャーかけて飛び込んで、相手に股抜きを狙われて、股間にボールを当てられる(笑)。これが"壁当て"よりも痛い(笑)」


③週1のフィジカルがヤバイ
清水 「京都橘といえばヨガが知られているけれど、あるあるネタで外せないのは週1回のフィジカルメニューかなぁ。腕立てなどの筋力系、股関節の可動域を広げるストレッチ系の2グループに分かれて行い、その後にみんなでサーキットトレーニングやジャンプメニューなどのアジリティ系をやる。約90分の最後の方は、もう体中がパンパンでツライ(笑)」
寺山 「いや、オレは基本的にフィジカル好きだから苦じゃないけどね(笑)」
清水 「でも、みんなキライなメニューはあるやろ?」
寺山 「強いて、あえて、強いて言うならジャンプ系(笑)」
松下 「オレは"ヨーヨーテスト"。最初は20mを8秒くらいで走りきって、どんどんタイムを縮めていって、どこまで走れるか...。あのシャトルランみたいなあのメニューはキツイ」
篠原 「とはいえ、週1回のフィジカルがあるから京都橘は強くなると思う。個人的には、脚を前後にクロスさせるラウンジでハムストリングスが鍛えたれ、キック力がついた気がする」
内田 「トレーナーさんに正しい動きや姿勢を教えてもらえるので、しっかり鍛えられるのもいいところ。でも、寺山と同じく、ジャンプ系は少し減らしてほしい時もある(笑)」
寺山 「いやいや、減らしてほしいとは言ってないから(笑)」



○取材に協力してくれた選手

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■篠原光輝
■ポジション:DF
■学年:2年
■身長/体重:182㎝/75Kg
■自分の見てほしいプレー:「球際の強さ。空中戦。ロングボールをチャンスへつなげるところ」

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■清水椋太
■ポジション:GK
■学年:2年
■身長/体重:180㎝/77Kg
■自分の見てほしいプレー:「体の大きさを生かした1対1のセーブ」

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■寺山一砂
■ポジション:DF
■学年:2年
■身長・体重:175㎝/66Kg
■自分の見てほしいプレー:「セットプレーからの得点。ワンステップで精度の高いロングキックが蹴れるところ。パワフルな守備」

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■松下廉
■ポジション:DF
■学年:2年
■身長/体重:192㎝/72Kg
■自分の見てほしいプレー:「空中戦。スライディング。体を張ったシュートブロック」

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■内田健太
■ポジション:MF
■学年:2年
■身長/体重:164㎝/58Kg
■自分の見てほしいプレー:「中盤でのプレス。サイドチェンジ。ロングボール」

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