今年1月、カタールで開催された23歳以下のアジアNo.1を決める大会では、準々決勝で2ゴールをあげる活躍を見せ、大会MVPに選出された中島翔哉選手。年代別の日本代表で背番号10を背負い、類まれな得点力を武器にゴールを量産する中島選手は、コンディショニングや体づくりについて、どのような意識で取り組んでいるのだろうか?
「ヨーロッパで活躍できる選手になりたい」と語る中島選手は、レベルアップに向けて、日々、体づくりに取り組んでいる。そのために自主練を欠かさず、チームの練習が午後からであれば、午前中にランニングをしてボールを蹴って、体を動かしてからトレーニングに向かう。そして、練習後には家で筋トレをする。
「もっとトレーニングをしないといけないと思っています。自分で考えて、工夫してトレーニングすることが大事で、やったことはすべて自分に返ってきます。怠けたら、すぐにいなくなってしまう。特に自分の場合は目標が高いので、日々、高い意識で取り組んでいます」
体づくりのため、栄養と休息は欠かすことのできないものだ。トレーニング後に摂取する食事はたんぱく質を多めに、バランスのとれたものを、3食自分で作っているという。
「肉を買ってきて焼いて食べたり、親子丼を作ったりと、それほど凝ったものは作りませんが、なるべく同じようなメニューにならないように、料理の本を見ながら作っています。2部練習のときは、クラブハウスで昼ごはんを食べることが多いのですが、それ以外は家に帰って、自分で作って食べています。将来はヨーロッパでプレーしたいので、その時に向けた準備という側面もあります」
今年8月、ブラジルのリオで世界中が注目する、23歳以下の大会が開催される。中島選手は年代別の日本代表の主力として、アジア最終予選を戦ってきた。中2日、3日という厳しい予選を勝ち抜くためには、コンディショニングが不可欠。代表チームではコンディショニング面ではアイスバス(水風呂)を使ってクールダウンし、体づくりの面では「アミノプロテイン」を積極的に摂取するよう、コーチングスタッフからの意識づけがあったという。
「代表ではたんぱく質を簡単に摂取できる「アミノバイタルアミノプロテイン」が宿舎に置いてあって、コーチからは『積極的に摂取しよう』と言われていました。体づくりのために必要なたんぱく質を手軽に摂ることのできる「アミノバイタルアミノプロテイン」はよく飲んでいます。レモン味はすっきりしていて練習の後などでも飲みやすいんですよね。これからも、体づくりのために積極的に活用したいと思っています」
世界で活躍するために、中島選手が現在取り組んでいるトレーニングは、どのようなものだろうか。
「世界で活躍する選手になりたいので、日本人に足りないパワーの部分を鍛えています。そのためには、重いものを持つトレーニングやダッシュなどを通じて、トレーニングで鍛えたものを、試合で使えるようにしていくことが大切だと思います」
最後に、サッカー選手としてレベルアップをめざすヤンサカ読者に向けて、中島選手がトレーニングに対するアドバイスをくれた。
「正しいトレーニングの知識を持っているコーチとの出会いは大切です。筋トレをすると体が重くなるという考えもありますが、自分としては、筋トレは絶対に必要だと思いますし、自分の身体に合った良いトレーニングをすれば、体が重くならずにパフォーマンスがアップすると思います。そして、体をきちんと休めて、たんぱく質を始めとする栄養をしっかりと摂ること。日々の生活の質を上げることが、良い選手になるために必要なことだと思います」
トレーニングと休息、そして栄養という3つのサイクルを、いかに質の高いものにできるかが、サッカー選手としての成長を左右する。代表選手も積極的に摂取している「アミノバイタルアミノプロテイン」は、その手助けになってくれることだろう。