今夏のクラブユース選手権では、圧倒的な強さで王者に輝いたFC東京U-18。プロ選手を多く輩出する強豪は、連戦を勝ち抜くためにどのような取り組みをしているのだろう? 佐藤一樹監督と関戸健一トレーナーにその秘密を話してもらった。プロを目指す中高生は、ぜひ参考にしてほしい!

■佐藤一樹 FC東京U-18監督

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――クラブユース選手権優勝、おめでとうございます。優勝できた要因は何だと感じていますか?

佐藤:一番は攻守において、一対一の局面で負ける回数が少なかったことですね。局面で勝てたことが、勝利につながったと思います。我々はスピードがあり、選手一人ひとりがハードワークをするサッカーをめざしています。そのためには運動量や攻守の切り替えといったフィジカル面も重要になりますし、プレーの判断などのインテリジェンスも大切です。それは、普段のトレーニングで意識している部分です。

――具体的に、どのようなトレーニングでフィジカルや持久力、インテリジェンスを高めているのでしょうか?

佐藤:トレーニングの設定、ルールやグリットサイズも含めて、選手が高い強度の中で考えながらプレーせざるをえない状況を作っています。練習は「90分間で、休みなく」がコンセプトです。ときには90分を越えることもありますが、ベースは90分の中でしっかりとやり切ること。短い時間で集中してやることを心がけています。ただ、常にボールを使って動いているトレーニングなので、フィジカル的にはハードだと思います。

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――ユース年代は「2、3時間練習するのが当たり前」という風潮がありますが、佐藤監督は違うんですね。なぜでしょうか?

佐藤:自分が現役の頃を振り返ると、練習時間が長くてキツイだけの練習に、あまり効果を感じることができなかったからです。忍耐力やメンタルのトレーニングにはなるとは思いますが、純粋にサッカーの向上に目を向けた時に、むやみに長時間練習するのは逆効果だと感じました。なので、指導者になったいまは短時間で集中し、なおかつ強度が高いトレーニングを構築することを心がけています。

――選手たちは全体練習以外でどのような取り組みをしていますか?

佐藤:練習後に居残りで練習をしている選手も多いです。それはシュート練習や対人であったり、クロスの練習など、選手によって様々です。トレーニングルームで筋トレをしてから帰る選手もいます。身体づくりは大切なので、筋トレの後には"「アミノバイタル®」アミノプロテイン"を飲んで、クラブハウスで食事を摂ってから家に帰ります。クラブユース選手権は夏の暑い中で行われたのですが、大会を通じて運動量が落ちた試合はなく、90分を通して試合をコントロールすることができました。それは日々のトレーニングの成果だと思います。試合の前後には"「アミノバイタル®」プロ"を飲んで、試合に向けた準備もしましたし、選手自身も「オフザピッチの部分で、コンディショニングにしっかりと向き合っているんだ」という自信になっていたと思います。

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ここからはFC東京U-18のフィジカル、コンディショニングを支える、関戸健一トレーナーに登場してもらった。

■関戸健一 U-18トレーナー

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――クラブユース選手権、優勝おめでとうございます。大会は夏場の連戦でしたが、コンディション管理はどのように行っていたのでしょうか?

関戸:自分としては、いかに選手のパフォーマンスを落とさせないかを考えて取り組んでいました。まずは、ストレッチを中心にアイスバスなどを使って身体のケアをして、食事をきちんと摂ること。クラブユース選手権の期間中は、栄養士さんに食事のメニューをチェックしてもらいましたし、選手たちには"「アミノバイタル®」プロ"を配り、最低でも試合前と試合後、1日2本飲んでもらうようにしました。

――FC東京のトップチームから、U-18チームに"「アミノバイタル®」プロ"の差し入れがあったそうですね。

関戸:そうなんです。「クラブユース選手権、がんばってこいよ」ということで差し入れして頂きました。非常にありがたかったです。"「アミノバイタル®」プロ"は、BCAAを中心にアルギニン・グルタミンが摂れるのが良いです。基本は食事で栄養を摂ることがメインになると思いますが、食事だけでは摂りきれない部分もあるので、そこは"「アミノバイタル®」アミノプロテイン"で補うという考え方です。シェイカーなどを使う必要がなく、水さえあれば気軽に飲めるので、利便性が高くて選手たちも助かっています。

――育成年代のトレーナーさんの視点から見て、高校までにしておきたい身体づくりには、どのようなものがありますか?

関戸:体幹を鍛えることはベースになると思いますが、それだけではなく、身体を大きくすることも、しなやかに使えるようになることも必要です。チームとしては、毎週火曜日に筋トレをしています。練習後に、個別に筋トレに取り組む選手も多いですし、筋トレをした日は"「アミノバイタル®」アミノプロテイン"を配布して、選手たちに飲ませています。FC東京には、ユースを経て、18歳でプロになる選手が何人かいますが、プロは自分の身体が商品ですよね。日々のケアやトレーニングなど、基礎的なベースや知識を高めることが大切で、技術が高くても、それを支えるフィジカルがないとプロで活躍することはできないと思います。ユース年代はプロや大学で活躍するために土台となる時期なので、選手たちには意識高く取り組んでもらえるよう、日々働きかけています。

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