2025年47校目は、神奈川の強豪校で来季から初めてプリンスリーグ関東2部に参戦する日大藤沢高校!
取材に協力してくれたのはキャプテン・橋本友翔選手。現在のチーム状況や選手権への意気込みを語ってもらいました!
橋本 友翔
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:180cm/79kg
■前所属チーム:横浜F・マリノスジュニアユース(神奈川)
■見てほしいプレー:ビルドアップの精度
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「今年1月の中旬くらいに、部員の投票で自分がやることになりました。元々新チームが始動した12月半ばくらいから、自分が先頭に立ってやっていたので、その流れもあったと思います。裏選手権でも中心になってやっていたので、自分がやるだろうという気持ちはありました」
Q.今までキャプテンや学年リーダーをやった経験はあったのでしょうか?
「実はやっていないんです。新チームになったら自分がやりたいなというのはなくて、客観的に見て誰がまとめるのかとなった時に、自分で言うのもあれですが僕かなというのがありました。自分はGKなので後ろから言うこともできます。人に伝えることや俯瞰的に見ることはできるタイプでしたし、最初はチームがうまくまとまるために誰かがやらないといけないと思ったので、自分が先頭に立ってやろうという気持ちで前に出ました。去年は選手権も含めて全国大会に出場できなかったので、ヘッドコーチに言って練習前に選手だけでミーティングをしたり、何かを変えないといけないと思っていたので、そういう取り組みはしました。その取り組みも評価されて、自然と自分が選ばれたのかなと思います」
Q.キャプテンをやるにあたって、去年のチームで主将を務めた宮澤くんや布施くんなどからは言葉はかけられましたか?
「2人からは『頑張れ』と言われました。主将を務めるにあたって、宮澤くんや一昨年のキャプテンだった岡本くんを超えていかないといけないと思っています。特に岡本くんは同じGKというポジションでキャプテンをやっていました。選手権ではベスト8まで勝ち上がりましたし、本当に素晴らしい人だったので良い先輩に恵まれました。お手本にしながら超えていきたいと思っています」
Q.今年もインターハイに出場できず、悔しい想いをしました。
「本当に悔しかったです。去年も今年もインターハイに出れず、日藤が弱くなってきているという声も聞きました。日大藤沢は神奈川のトップにいないといけないですし、そういう土台を先輩たちが築いてきました。僕らがさらに日大藤沢を進化させないといけないなかで、リーグ戦で優勝できたのも含めて、今年のチームの転機はやっぱりインターハイだったのかなと思います」
Q.どういう転機だったのでしょうか?
「自分に矢印を向けられるようになる機会でした。『このままでは選手権にはいけない』『全国レベルに達していない』と、レギュラーだけではなく全部員が感じていたと思います。お互いに要求の声が増えましたし、勝って学ぶ方がもちろん良いですが、僕らは負けから学んで、最終的にはこの選手権出場に繋がったのかなと思います」
Q.最後に、選手権に向けた意気込みを教えてください。
「神奈川県を代表して出場します。神奈川県の高校サッカーに関わる皆さんのために、神奈川県勢初の日本一のために、一戦一戦戦っていきたいと思います」

【日大藤沢】『神奈川県勢初の日本一のために』チームを最後尾からまとめるGK・橋本友翔の全国大会への想い【キャプテン】
ゆるネタ2025.12.27


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