2025年46校目は、2年ぶりに全国高校サッカー選手権に出場する埼玉の強豪・昌平高校!
取材に協力してくれたのはキャプテン・伊藤隆寛選手。現在のチーム状況や選手権への意気込みを語ってもらいました!
伊藤 隆寛
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:187cm/78kg
■前所属チーム:FC LAVIDA(埼玉)
■見てほしいプレー:空中戦の強さとリーダーシップ
Q.キャプテンになったきっかけを教えてください。
「新チームになったタイミングで、チームディレクターの藤島崇之先生から、山口くんと高橋くんと一緒に呼ばれて、そこでキャプテンを指名されました。指名される予感はあって、おそらく自分か山口くんか高橋くんがやるだろういう気がしていましたし、自分も『わかりました』と返事をしました」
Q.キャプテンの経験はあったのでしょうか?
「下部組織にあたるFC LAVIDAに中学時代は所属していたのですが、その時は自分ではなく山口くんがキャプテンをやっていました。学校でも生徒会などは入ったことはなく、人の前に立つのは得意ではないです。むしろ避けてきました(笑)。歴代のキャプテンの方々を見たら、プロや代表経験がある方ばかりなので、『自分がやっていいのかな』と最初は感じていましたね」
Q.就任するにあたって、誰かに相談はしたのでしょうか?
「相談はしました。自分一人でやっていく自信がなかったので、山口くんや高橋くんには相談をして、3人でまとめていこうと話しました。もう一人武田くんという副キャプテンがいるのですが、彼も含めて4人でチームをまとめていこうとなりました」
Q.先輩からは何か言われましたか?
「昨年のキャプテンである大谷くんやエースストライカーだった鄭志錫(チョン・チソ)くんからは、『来年はお前だ』と言われていたんですけど、その時はまだ確定していなかったので、本当にキャプテンになった時はびっくりはしました」
Q.部員数が100人以上いる中でチームをまとめていくのは簡単ではありませんよね。
「練習で活気がないというか、声があまり出ていない時、盛り上げるようなタイプがいませんでした。なかなか結果も出なくて、プレミアリーグでも苦戦をしていました。それを変えるためにミーティングをしたのですが、それでもインターハイ準々決勝でで大津に0-5で負けて、苦しい時間が多かったなと思います。でも、選手権予選が終わってからはすごく雰囲気が良くて、今はみんなのおかげでいいチームになったと思います」
Q.特に選手権予選前はリーグ戦で勝てず、プレミアリーグ残留が怪しい時期もありました。
「その時は自分の責任をすごく感じましたし、試合に出られていない人に対しての申し訳なさもありました...。選手権は絶対に行かないといけない、さらには全国で優勝しないといけないと思いました。プレミアリーグも先輩が繋いでくれたものなので絶対に残留しないといけないと思っていました」
Q.最後に、選手権に向けた意気込みを教えてください。
「この仲間と戦える最後の舞台なのでまずは楽しみたいです。その中で日本一になった先輩の姿を見ているので、僕らも笑って終わりたいなと思います」

【昌平】『この仲間と戦える最後の舞台、まずは楽しみたい』苦しい時期を仲間と共に乗り越えてきたキャプテン・伊藤隆寛の選手権への想い【キャプテン】
ゆるネタ2025.12.25


ゆるネタの一覧ページへ