2025年44校目は、プレミアリーグEAST所属で、昨季は選手権準優勝を収め、今大会も優勝候補に挙げられる千葉県の強豪・流通経済大学付属柏高校!
取材に協力してくれたのはキャプテン・島谷義進選手。初のJ1昇格を果たした水戸ホーリーホックへの内定が決まっている島谷選手。そんな彼にキャプテンになった経緯や現在のチーム状況を語ってもらいました!

島谷 義進
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:176cm/66kg
■前所属チーム:フェルポール愛知U-15(愛知)
■見てほしいプレー:ボール奪取、球際の強さ


Q.夏のインターハイは全国4強でした。いろんな想いがあると思いますが、チームとして夏以降の成長はどう感じていますか?
「インターハイで負けてからプレミアリーグが再開したのですが、あんまり良い結果を残せませんでした。負けが続き、順位も落として優勝を逃す結果となったので、夏以降の成長は順調にいったわけではないと思います。ただ、1人1人が意識を変えないといけないと自覚していて、戦術理解ももっと深めないといけないと感じています。『このままではダメ』だと全員が認識したからこそ、選手権出場を勝ち取れたと思うので、意識は変わってきていると感じています」

Q.勝ちに恵まれなかった時期の雰囲気はどんな感じだったのでしょうか?
「雰囲気は悪くなかったです。常日頃の練習から意見のぶつけ合いはあって、練習でうまくいかないことが多かったので喋る機会はかなり増えました。ただ、それが悪いわけではなく、自分の意見を主張して、それを聞いた上でどう感じているのかを伝える、それがチームにとってプラスになるので、ぶつかり合いが増えたことはむしろプラスに働いたと思います。まとめることが大変だと思うこともなく、ピッチ外ではヤンチャでもサッカーに対してはめちゃくちゃ真面目なので、サッカー面でまとめるのが難しいと思ったことはなかったですね」

Q.2年生のメンディー君とかもかなり意見を出してくるタイプですね(笑)。
「良い意味で生意気です(笑)。でも、可愛げがありますし、僕としては先輩と後輩で壁を作りたくないので、1年生にも積極的に話しかけに行ったり、意識してやっているところはあります」

Q.選手権の組み合わせが決まりました。初戦は米子北で、勝ち進めば準々決勝で青森山田か大津という強豪が待ち構えているかもしれません。率直にこのブロックはどう感じていますか?
「初戦の米子北も強豪なので、本当に全国大会で強いチームと戦えるのは嬉しいです。より強い相手と戦いたいと思っていますし、優勝するためには強いチームを倒さないといけないので全く気になりません。最大で5試合、どこと当たるにしても、やることは変わらないと思っています」

Q.選手権への意気込みを教えてください。
「去年は準優勝で、ピッチに立っていた選手も悔しい想いをしていますし、そういう気持ちを持ってスタートした学年でもありました。『必ず日本一を取り返す』そう誓って始まったチームなので、全国出場が決まってよりその想いが強くなりました。その上で自分の武器を発揮してチームの勝利に貢献したいです。自分が目立ちたいとかではなく、流経大柏が勝つために自分が持てる力を最大限発揮したいと思います」


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