チームの中核を担うキーマンに話を聞く〇〇の誓い!
今回は愛媛県代表として全国高校サッカー選手権に出場する新田高校の山内愛翔選手に話を聞きました!

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山内 愛翔
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/58kg
■前所属チーム:帝人SS(愛媛)
■見てほしいプレー:パス、ドリブル、シュート


「去年まではFWをやっていたのですが、今年はゲームキャプテンを任され、もっとボールに触って自分がゲームをコントロールしたかったのでMFに替えてもらいました。パスやドリブルで試合をコントロールしつつ、自分が点を取ってチームを勝たせようと意識してきました。

ゲームキャプテンとして試合や練習での指揮を執っているので、一番冷静でい続けなければいけません。昔はちょっとしたことでカッとなりやすかったのですが、経験を積むうちに落ち着いてプレーできるようになりました。3年生の今年は試合の流れを見たり、審判ともコミュニケーションを取らないといけません。チームが熱くなっていたら落ち着かせるのも自分の仕事だと思い、意識してきました。

ただ、今年のインターハイはベスト4で敗退しました。自分たちの武器であるパスサッカーをやろうとして、後ろでパスが引っ掛かって点を決められてしまいました。そこから相手に畳み込まれてしまったので、パススピードや受け手のパスコースをより意識して練習してきました。

それに、新田のスタイルである後ろからのビルドアップだけでなく、前からの守備や球際、ゴール前で体を張るところは厳しく言われていたので、みんなで練習から意識してきました。その成果が選手権予選で出せた結果、全国大会出場に繋がったと思っています。

去年は繋ぐサッカーを志向しながらも、トーナメントでは苦しくなったら蹴ってしまう場面が多いことが課題でした。反省を生かし、今年は苦しくても後ろから繋ごうと意識してきました。全国大会で対戦するチームは強度が高いと思いますが、新田のサッカーを貫きたいです。プレスを剥がして、崩しから1点でも多く取りたいですし、今までやってきた守備を発揮して、簡単に失点しないようにゴール前の守備を堅くしたいです」