チームの中核を担うキーマンに話を聞く〇〇の誓い!
今回は神戸弘陵学園高校の梅原良弥選手に話を聞きました!

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梅原 良弥
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:175cm/72kg
■前所属チーム:エベイユFC神戸(兵庫)
■見てほしいプレー:ゲームメイクと展開力、積極的なミドルシュート


「昨年の選手権予選は大雨という難しいコンディションだったため、自分たちのプレーができず準々決勝で敗れました。そうした環境でも勝ち切れるチームにならなければいけないと意識して、今年のチームがスタートしました。内容に拘ることも大事なのですが、サッカーをやっていると勝った瞬間が一番嬉しいので、今年はそこを意識してきました。

 やりたいプレーをやるというより、後ろでのプレーはシンプルに相手の背後に落としたり、相手に奪われないプレーをするのが大前提です。前線にいる弘陵の選手はみんな面白いプレーのイメージを持っているので、自由にやっても良いのですが、プレーする場所を間違えないようにしようと意識してきました。

勝つためには守備も大事で、自分自身も昨年以上に守備を意識しました。今井と西田は凄く良いDFなので、2人にプラスして自分が後ろに立ってカウンターを阻止できれば負けることはないと思います。そうした試合がプリンスでもできていたので、負けが少なかったと思います。

選手権予選の序盤は良いプレーができず、難しい試合が続いたのですが、大会途中からチームの雰囲気が変わっていきました。全員の勝ちに対する意識が強く、ハーフタイムは全員が近くのポジションの人と声を掛け合えていました。準決勝の前半は苦しい状況が続き、この試合はどうなるのだろうと思っていたのですが、風の影響を受けた中でも失点をゼロに抑えることができれば、後半は自分たちのペースになるのは分かっていました。前半をゼロで抑えることができたのは、1年間チームとしてやってきたことが出せたからだと思います。ただ、決定力が足りず、やり切る、打ち切る意識と、最後の質を上げていかないと全国では勝っていけないと痛感しました。

今年は選手権で優勝を狙えると思っていて、自分たちの強みである守備を全国でも出しつつ、攻撃陣のアイデアも出したいです。面白いプレー、弘陵のサッカーをして勝ち切りたいです」