2025年37校目は、石川県七尾市にある石川県の強豪・鵬学園高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの藤本桜輔選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況を語ってもらいました!

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藤本 桜輔
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:168cm/60kg
■前所属チーム:福知山ジュニアユースクラブ(京都)
■見てほしいプレー:球際、チームの雰囲気を変える声とコーチング


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「新チームになってからしばらくはキャプテンが決まっておらず、みんなで回していました。自主性を大事にし、『今日は自分がやりたい』と手を挙げる形で、自分だけでなく多くの選手がキャプテンを経験しました。1、2年生の頃から練習で誰よりも喋ろうと意識してきたので、そこは変えずにいつも通りやってきました」

Q.正式に就任したのはいつ頃ですか?
「今年2月に赤地先生から『キャプテンをやってもらえないか?』と話をもらったので、『やります!』と答えました。元々キャプテンキャラではなく、1年生の頃は別の人が学年リーダーをやっていましたが、キャプテンが決まる時期には、あり得るかなとは思っていました」

Q.具体的に選ばれた理由はなんでしょう?
「鵬学園はプレーだけでなく、サッカーに取り組む姿勢や私生活も大事にしていて、周りのお手本にならないといけません。過去のキャプテンもお手本になれる立ち振る舞いができる人ばかりでした。自分はそうした部分を日頃から意識してきたので、評価されたと思っています」

Q.キャプテンになってから意識していることはなんですか?
「キャプテンになってからより全体を見渡さないといけないと感じました。チームがプレー面だけでなく、私生活でも良い方向を向いているのか見えなければいけません。下級生は寮が違うので私生活が見えない分、1、2年生の代表とコミュニケーションを取って、雰囲気は感じ取ろうと意識してきました。また、食堂では下級生と一緒にご飯を食べるようにして、コミュニケーションを取っています」

Q.試合では途中出場が多く、チームを引っ張る難しさもある気がします。
「インターハイまではスタメンで出させてもらっていたのですが、その後からはなかなか上手くいかず後半から試合に出る機会が増えました。悪い流れを変えたり、試合の最後を締めることが自分に任された立ち位置だと理解しています。自分の特徴も考えてブレずにやっていこうと、試合の時はいつも考えています。僕自身、プレーで魅せるタイプではありません。ベースのところを当たり前にやりながら、チームがより良い雰囲気でプレーできるような働きをしたいと思っています」

Q.キャプテンをやっていて良かったと思う瞬間はありますか?
「プリンスリーグの前期は調子が良かったので、勝てた時は自分が試合に出ていなくても、積み重ねてきたものが実ったと思えました。その時はキャプテンをやっていて良かったと思えます」

Q.最後に選手権への意気込みをお願します。
「去年のインターハイで優勝してから、県で優勝できていません。インターハイで優勝した時は鵬学園の生徒だけでなく能登の人から応援してもらえて、雰囲気の良さを感じました。また同じ雰囲気を作り出すために今まで頑張ってきました。選手権の準決勝と決勝では会場が一体となって鵬学園を応援してもらえるようなチームをもう1度見せたいです」

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