2025年34校目は、佐賀県の強豪・龍谷高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの伊賀遥生選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況、選手権への意気込みを語ってもらいました!
伊賀 遥生
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:165cm/62kg
■前所属チーム:Honda FC(静岡)
■見てほしいプレー:球際のバトルと運動量
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「新チームになってからチーム全体でキャプテンを決める投票があり、自分に一番票が集まりました。時期としてはプリンスリーグ参入戦に敗れた次の日です。クリスマスの前に任命されました」
Q:それはある程度予想をしていたのか、それとも想定外だったのでしょうか?
「票が集まるかもしれないとは思っていましたが、思った以上に集まったのでびっくりしました」
Q:性格的には、チームをまとめるのは得意でしょうか?
「リーダーシップを取るのは得意です。前に立ってまとめていくのは自分の特徴でもあるので、全然苦ではなかったです。クラスでもそうで、男子だけの学級なんですけど、ワイワイしている中で引っ張るというか、まとめるような立場かもしれません」
Q:今までとは異なり、高校年代は部員数も増えてまとめるのは大変ではないですか?
「大変なところもありましたね。めちゃくちゃきつかったわけではないですけど、少なからずまとまらない時期もありました。そこを一つに束ねるのは大変でしたし、トップチームだけじゃなくて、Bチームとかも気にかけないといけません。そういうのも含めて一つにしないといけないので、今年1年苦労した部分かもしれません」
Q:具体的に一番辛かったのはいつですか?
「総体予選で負けた時に1回チームが崩れかけました。あと九州新人戦の後にリーグ戦まで公式戦がなかった時に空気が緩んだので、そこはかなり大変でした」
Q:大変というのは、緊張感の維持だったりでしょうか?
「そうですね。公式戦がなかった時期は緊張感が薄れて、全体を見ることが難しくなっていました。全員のモチベーションが上がり切れていない部分もあったので、そこはかなり考えた部分でした」
Q:インターハイ予選後の雰囲気はどうだったのでしょうか?
「インターハイ予選で悔しい負け方をして、次に向かうためのミーティングをしたんです。でも、うまくいかない状況が続いて、もう1回ミーティングをしました。トップチームだけの場でしたけど、今思っている自分の意見をぶつけてもらって、そこでチームとしてまとまったんです。最初はうまくいかなかったんですけど、夏休みくらいから良い状態になってきたと思います」
Q:選手権に向けて意気込みを教えてください。
「思い出作りの場ではありません。勝負に拘って優勝しか考えていないです。チーム全体で良い空気感を作り上げて、自分発信で仲間に伝えて、最後は全員で良い景色を見たいと思います!」
【龍谷】『思い出作りの場ではない』伊賀遥生のキャプテンシーと選手権に懸ける想い【キャプテン】
ゆるネタ2025.10.15