2025年30校目は、和歌山の強豪・初芝橋本高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの西真那人選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況を語ってもらいました!

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西 真那人
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/68g
■前所属チーム:長野FC(大阪)
■見てほしいプレー:空中戦と球際の強さ


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「新チームになってからしばらくはキャプテンが決まらず、僕がチームをまとめる役割を担っていました。4月に入ってから阪中義博監督に指名され、キャプテンになりました。何となくなるだろうとは思っていたのですが、心の準備はできておらず、選ばれた瞬間はビックリしました。1年生からトップチームに上がりながら、なかなか試合に出られずにいましたが、2年生になってスタメンを取り、信頼を勝ち取れたから指名された気がします」

Q.なってから意識していることはありますか?
「チームをまとめるためには自分のことで精いっぱいになるのではなく、周りを見なければいけません。どうすれば効率的に動けるのか、周囲に目を配ろうと意識しています。一人だと大変なので、3人いる副キャプテンに頼っています」

Q.下級生の時からAチームにいた中で、先輩たちから受け継ぎたいものはありますか?
「入学した時から先輩と後輩の壁があまりないことです。今年のチームは更に先輩と後輩の壁がなく全員の仲が良くて、やる時はやるけどオフの時は楽しい雰囲気が作れています。そうしたメリハリをつけられているのが良さだと感じています」

Q.オンとオフのメリハリをつけるのは簡単ではありません。どんなことを意識していますか?
「メリハリをつけるために副キャプテンも含めた4人でチームとしての決まりを作りました。夏は暑くてダラダラしがちですが、給水の際はしっかりジョグする、ゴールを運ぶ際も歩くのではなくジョギングをするなど、声も掛け合いながらダラダラする部分をなくすことで、メリハリが生まれたらと思っています」

Q.インターハイ予選は決勝で負けて悔しい想いをしました。
「インターハイ予選での負けから全員の意識が高くなり、相手に隙を見せないために練習から声を出せるようになりました。おかげで球際が強くなったと感じています。ただ、ゴール前の質が課題で、守備で守れていても点が入らなかったら勝てません。ゴール前でのシュートやラストパス、クロスの質は課題だと感じています」

Q.キャプテンをやっていて良かったと思う瞬間はありますか?
「インターハイは予選決勝で負けてしまったのですが、みんなから"ありがとう"と慰めてもらって、キャプテンをやっていて良かったと思えました。次は負けて泣くのではなく、勝って嬉し涙を流したいです」

Q.最後に選手権への意気込みをお願いします。
「インターハイで全国へ行けなかった分、選手権は絶対に全国に行きたいです。チーム一丸となって戦いたいと思います。個人としてもヘディングの強さを見せたいです。球際や後ろからのコーチングも武器なので、出していきたいです」

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