2025年36校目は、プレミアリーグWESTで奮闘を続ける新潟の強豪・帝京長岡高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの西馬礼選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況を語ってもらいました!

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西馬 礼
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:181cm/71kg
■前所属チーム:FCフレスカ神戸(兵庫)
■見てほしいプレー:カバーリング、対角へのパス


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年の選手権予選が終わり、プレミアリーグの残り4試合を自分たちの代が出させてもらうことになり、古沢徹監督にキャプテンとして指名されたのがきっかけです。最初の2試合は桑原脩斗がキャプテンマークを巻いていたのですが、次の広島ユース戦で『お前が巻け』と言われ、『リーダーとしての自覚を持て』という意味だと受け取りました。そこで自分がチームを引っ張っていきたいと思い、正式に新チームになったタイミングで立候補しました。今年はキャプテンに手を挙げた桑原、水澤那月、稲垣純、2年生の和食陽向のキャプテン5人体制でチームを引っ張っています」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「部員が120人もいるのでまとめるのは大変なのですが、そんなことを言っていてはやってられません。みんなとコミュニケーションを取ろうと意識しているのですが、自分はAチームで試合に出ているため見切れない部分もあります。そこは1人で背負うのではなく、5人全員で割り振りながらチームが良くなるよう頑張っています」

Q.キャプテンマークはどうしているのでしょうか?
「プレミアリーグの前期はキャプテンマークを5人で回しながら試合に挑んでいたのですが、自分がキャプテンマークを巻いた時は全勝でした。なので、そのままインターハイも巻いて、後期もそのまま自分が巻いています。個人的にも巻いていない時よりも自覚を持ってプレーできています」

Q.キャプテンをやっていて大変だと思う瞬間はありますか?
「負けが続くと練習の雰囲気もあまり良くなりません。そうした時は、練習メニューが切り替わる時のスピードも落ちてしまうので、しんどくても意識して『切らすなよ』と声をかけるようにしています。また、自分たちでミーティングを開いて、どう思っているのかを話し合っています。大変さは感じますが、チームが勝つと嬉しいのでやりがいの方が強いです」

Q.逆にやっていて良かったと思う瞬間はありますか?
「インターハイ予選の決勝で勝利し、全国大会への出場が決まった時はとても嬉しかったです。ルーキーリーグで全国大会に出られない悔しさがあったのでみんなで喜び合いました。それは自分にとって思い出になっています」

Q.選手権に向けての意気込みをお願いします。
「インターハイは自分がPKを外して負けてしまったので責任を感じています。夏以降は誰よりもチーム引っ張るところや、試合で声を掛けるところを意識してきました。選手権は日本一しか目指していません。昨年は県予選で負けてしまったので、目標に向かって一戦一戦拘りながら全力で戦い、頂点まで勝ち上がっていきます」




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