2025年23校目は、初のインターハイ全国出場を決めた香川県の寒川高等学校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの藤原康騎選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況を語ってもらいました!
藤原 康騎
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:176cm/66kg
■前所属チーム:FCレアル・コリーダ(兵庫)
■見てほしいプレー:1対1の守備、奪ったボールを攻撃に繋げるプレー
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「去年、1個上の学年の試合に何度か出させてもらっていたこともあり、監督からキャプテンに指名してもらいました。中学の時もキャプテンをやっていて、自分がチームを全国大会に連れていきたいと思っていたので、1年生の頃から、高校でもやりたいと思っていました」
Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「勝負に負けない、目の前の相手に負けない気持ちの重要性を、昨年先輩たちから教わりました。そうした去年のチームの良いところを受け取って、自分たちの良さを出していきたいです。そのためには、自分がまずプレーで見せないと周りの選手が付いてきてくれないと思うので、先頭に立って、プレー面でも雰囲気でも、目の前の相手に負けない姿勢を見せてきました。試合では誰よりも声を出し、一番走って雰囲気を作っています」
Q.練習を見ていると良い雰囲気を保てていると感じました。
「オンとオフの切り替えを大事にしようと日頃から言っていて、グラウンドに出たら目の色を変えて頑張ろうと心がけています。おかげで、サボる選手は一人もいません。それがチーム全体で良い雰囲気を作れている理由だと思います」
Q.昨年の代を経験している選手として、心がけていることはありますか?
「去年の経験はとても大きく、先輩たちが残してくださったものがたくさんありました。今年もそこを大事にしていますが、それだけでは去年の記録を超えられません。前からのプレスをかけつつ、ゴール前では堅く守って、素早い攻撃に繋げる。そうしたスタイルを徹底し、自分たちの良さである運動量の豊富さを出そうと頑張ってきました」
Q.キャプテンをやっていて良かったと思う瞬間はありますか?
「インターハイ予選で優勝し、全国大会出場が決まった時に、監督、コーチからたくさん褒めてもらえて嬉しかったです。これまで2冠を達成したことがなかったのですが、自分たちの代で新人戦、インターハイを取ることができ、自信にもなりました」
Q.大変さを感じることはありますか?
「プリンスリーグでも勝てない試合が続くと、どうすれば良かったのかをよく悩んでいます。ただ、去年のキャプテンが電話で相談に乗ってくれますし、チーム内にも真剣に話を聞いてくれる選手がいます。仲間たちと深い関係性を築けているので、何とか乗り越えることができています」
Q.最後に今年の意気込みをお願いします。
「目標にしているのは県内3冠ですが、全国大会でも、数々の名の知れている強豪を倒して、日本一を取りたいです。まだ全国大会の経験が少ない寒川高校が『日本一』を口にすると周りの高校から笑われるかもしれませんが、良い意味で期待を裏切って、目標を達成したいです」
【寒川高校】『自分がチームを全国に連れていきたい』1年の頃からキャプテンを目指し初のインターハイへ。チームを牽引する藤原康騎のキャプテンシーとは【キャプテン】
ゆるネタ2025.06.30