どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数あるチームの中から絞り込み、この高校を選んだ理由は必ずあるはず!
今回は熊本県立大津高校サッカー部の松野秀亮選手にチームを選んだ理由を聞いてみました!

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松野 秀亮
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:186cm/70kg
■前所属チーム:レノファ山口FC U-15(山口)
■見てほしいプレー:左足でのビルドアップ、セットプレーでの得点


「大津高校について詳しく知ったのは中学2年生の頃でした。森田大智さん(現 早稲田大学ア式蹴球部)がいた代のチームが選手権で準優勝し、公立高校でもこれだけ面白いサッカーができるんだと興味を持ちました。ここでサッカーをすれば絶対に成長できると感じました。その頃は本格的に大津に入る気はなかったのですが、中学3年になって進路を考えた際、選手権で見ていた大津高校が頭に浮かびました。夏ぐらいに練習参加をした時の雰囲気が良かったですし、少数だったこれまでとは違い、たくさんいる部員の中でプレーをして、環境を変えるのも良いなと思いました。

レノファ山口FCからU-18昇格の話も頂いたのですが、大津高校には谷口彰悟選手や植田直通選手など、国を代表して活躍されている選手がいて憧れていたので、自分も同じように活躍したいと思いました。それに大津高校は選手の自立を大事にしていて、平岡先生からも人間性が大事だとよく言われます。サッカー選手としてだけでなく、人として一番成長できる高校だと思ったことも決め手でした。

入学した頃は主にU-16リーグに出場していました。夏休みが終わってからはプリンスリーグに出させてもらえるようになりました。その頃は背伸びしている感覚で、自分としては一つ上のスピード感に戸惑いながらプレーしていました。上級生に力を借りながら出場していましたが、リーグ終盤は自信を持ってシーズンを終えることができました。

2年生になってAチームの試合に出たいという気持ちが強くなったのですが、同じCBにはキャプテンの(五嶋)夏生さんと(村上)慶がいて、1年間ずっと2人を超えることができませんでした。何度かプレミアリーグに出させてもらっても、他のCBと比べるとレベルが足りないと感じました。

ただ、1、2年生の頃に、周りに助けてもらいながら手の届かない舞台を味わえた経験は大きかったですし、青白戦(大津高校での紅白戦の呼び方)で碇明日麻さんや稲田翼さん、山下景司さんや兼松将さんとマッチアップし、力を付けてもらえたことが今に繋がっています。先輩たちとの関係性で成長できるのが大津高校の強みだと思っています。

インターハイは準優勝で、あと一歩のところで日本一に届きませんでした。決勝は自分のところで失点してしまったので、凄く悔いが残る試合になりました。この夏一番悔しい想いをしたチームだと思うので、その悔しさをエネルギーに変えて選手権に挑みます」


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