2025年43校目は、長野県代表として2大会連続4度目の全国高校サッカー選手権を戦う上田西高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの宮川航汰選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況、選手権への意気込みを語ってもらいました!
宮川 航汰
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:164cm/56kg
■前所属チーム:佐久市立中込中学(長野)
■見てほしいプレー:スピードを生かした縦への突破
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「自分が1年生のときに、当時のキャプテンの出川敦貴さん(駒沢大)と栁澤広喜さん(武蔵大)が中心になって、学年ごとのキャプテンを指名してくれました。自分の代は個性が強くて、正直苦労しかなかったです(笑)。ただ、みんなで一つの目標に向かうとなる時には自信があります。まとまらない中でも同じ方向に向かせるなど、人としての考え方は広がりました」
Q.ご自身の代は「最弱」と言われてきました。
「ルーキーリーグではびっくりするくらい勝てませんでしたし、自分もケガをしてしまってほぼ出られませんでした。『声、球際、ハードワーク』というのがコンセプトにある中で、声が出ないというのは言われていたし、最弱で最悪の代だと思われていました。それを結果で覆さないといけなかったので、この代で新人戦を獲れたのは自信になりました。インターハイは2回戦敗退に終わりましたけど、そこで自分たちの実力のなさを突きつけられましたし、自信と焦りというのがうまく噛み合って選手権予選を迎えられました。そうやっていろんな経験があったからこそ、全国に出られたと思っています」
Q.兄の吐夢さん(新潟産業大)も副キャプテンを務めていましたが、相談することはありましたか?
「兄だけじゃなくて、キャプテンの白石斗夢さんとも連絡を取っていました。ルーキーリーグで降格した時やケガをした時だったり...。いろいろと相談させてもらったので、兄と斗夢さんの思いも背負って県大会を戦いました。兄の代はベスト8で負けてしまったので、その思いも含めて超えたいと思っていました。結果的には超えられましたけど、プレーはまだまだ追いついていないです。決勝の後には、『お前はどんなプレーが得意なの?』と言われたのが悔しかったです(笑)。なので全国で『俺はこういうことができるんだ』というのを見せたいと思います」
Q.全国に向けて意気込みをお願いします。
「去年はベスト8で悔しい思いをしたので、そこはしっかり超えたいです。出るからには優勝を目指して戦いたいと思います」

【上田西】『最弱で最悪の代と思われてきた』真価を選手権の舞台で示すべく、チームを牽引し続けるキャプテン・宮川航汰の全国への意気込み【キャプテン】
ゆるネタ2025.12.08


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