<質問>
試合中に点をとられたり、チームメイトがミスしてしまったりしたら、チームを盛り上げるためにどんな声を掛ければいいですか?

<回答>
チームメイトに声をかけることを「コミュニケーション」スキルと言います。
試合で使うコミュニケーションは、ポジティブ(プラスの)な言葉や会話がベストです。
もし、チームメイトに文句を言ったり、怒ったりすれば、チームワークがガタガタになる原因ににもなるし、その人がみんなから浮く原因にもなります。

あるJリーグの審判の方が言っていました。
負けるチームは、試合中にチームメイトにネガティブな言葉(文句・不平不満・怒り)を言うそうです。このことがチームワークをガタガタにして、試合で負ける原因を作ることを理解していないから起こるのだと思います。
だからこそ、「ナイストライ!」「ドンマイ!」「次!次!」「OK!まだまだいけるよ!」「気持ち切り替えて!」と声をかけましょう。

サッカーは、ミスが多いスポーツです。ミスをしない選手はいません。日本代表でも、パスミス、トラップミス、シュートミスをするのです。
一番重要なのは、ミスをしたあとの気持ちの切り替えと次のプレーでの成功を目指す気持ちです。みんなでミスをカバーしあうのがチームワークですし、みんなで協力して試合に勝ったときが嬉しいスポーツです。

シュートを決めた人がヒーローではありません。
彼にパスをだす人、ゴールを守るキーパー、ディフェンス、また試合に出ないサブの選手も全員がいて、試合をするのがサッカーです。

無駄な人、要らない人はいませんし、全員がレギュラーなのです。
ベンチに入れないボール拾いをしてくれるチームメイトも大切な仲間だし、チームメートだし、彼らもレギュラーなのです。

このような気持ちでコミュニケーションをすることが、あなただけでなくチームも強くなる大切な要因です。