チームの中核を担うキーマンに話を聞く〇〇の誓い！
今回は阪南大学高校サッカー部のストライカー・増野オスカル太陽選手に話を聞きました！


増野 オスカル太陽
■ポジション：FW
■学年：3年
■身長/体重：175cm/70kg
■前所属チーム：長野FC（大阪）
■見てほしいプレー：競り合い、ポストプレー


Q.今年の意気込みを教えてください。
「今年は自分自身が成長したいというか、できていないところを伸ばす時期だと思っています。できていないところが多すぎると感じています。競り合いへの自信はあるのですが、それ以外は自信がない部分が多いので、自信をつけられるように練習で頑張っています。

　去年までは得意なプレーを生かして、点を取ることだけを考えていました。ただ、プロの選手を見ていると自分は足りていないと思うことが多かったです。プロになるためには、少し遅いのですが、苦手な部分も頑張らなければいけないと思いました。ストライカーとして、どこか欠けている気がしている、自分でやり切る力がない、と感じています。

　中学の時は能力があまりなく、身体も小さかったので、ずっとパスの出しどころを探していて、仕掛けるプレーはほとんどありませんでした。でも、イブラヒモビッチやルカクなど海外のサッカー選手を見ていると、こういうプレーをすれば上手くいくんだと気付いて、真似し始めてからは能力が上がっていきました。

　高校に入ってからは身長が5cm伸びて、体重は10kg増えました。昨年は先輩のアタッカー陣が凄すぎて苦労しました。上手いプレーをしても、上には上がいると思わされて、スタメン争いに全く食い込めず、頑張っても試合に出られず落ち込んでいました。

　気持ちに変化が起きたのは、昨年の選手権で東福岡高校と対戦した時です。ベンチから試合を見ていて、全国の強豪と比べると全てが足りていませんでした。先輩たちを見て諦めているようではいけない、と感じ、守備も頑張るようになりました。攻撃もこれまでは個人で行こうと考えていたのですが、味方を使ったり、連携を意識するようになりました。

　インターハイ予選では全く点に絡めなかったのですが、全国では得点王を狙っているので、得点に執着して泥臭くゴールネットを揺らしていきたいです」