<質問>
監督から「○○の課題は自信だ」と言われました。どうすれば自信がつきますか?また自信がついたらどう変わりますか?

<回答>
自信とは、自分を信じることですね。あなたが自分を信じていれば、常にプラス思考(やる気・前向き・積極的・気持ちののり・いい雰囲気・自信がある・余裕がある・サッカーが好き・楽しい・面白い・もちろん練習も好き・楽しい・面白い)のはずです。

プラス思考で自信があれば、不安・心配・緊張・プレッシャー・迷い・いらない事を考える・心のぶれなどのマイナス思考はでてこないのです。つまり自信をつけるには、プラス思考のトレーニングをして、24時間プラス思考で入れるようにすることが重要です。

このプラス思考になるためのトレーニングは、あなたの口から出る言葉(ひとり言や会話)の全てをポジティブにしましょう。
たとえば、元気良くおはよー・こんちわーなどの挨拶をする。また常に「よし・まだまだ・できる・いけるいける・絶好調・OK」などの独り言を言う。さらに自信がある顔・表情・態度・歩き方・走り方・身振り・手振り・プレーなどをして、全ての行動を自信があるふりをするというトレーニングを意識してやるのです。

たぶん、あなたの監督が言う自信は、あなたがマイナス思考で弱気の虫が出て、思い切りプレーしていない、練習でできることが試合でできない、迷いやいらない事を考え、プレーを思い切りできない、すぐ弱気になり人にパスをするなど弱気の虫がでているとかんじたのではないでしょうか?いかがですか?

昔の考え方では、試合で勝って、試合でいいプレーをして自信をつけろというものがありますが、現在ではメンタルトレーニングでプラス思考や自信をつけるトレーニングをやることも世界中で実践されています。
これに加えて、監督やコーチが「ほめる指導」をして、選手に有能感(うまくなったとかできるようになったというような満足感や充足感)をコツコツと積み上げるように指導する方法もあります。

私たちは、試合の結果やプレーの結果で自信をつけるようでは、トップレベルになれないだろうと考えています。
自分が毎日コツコツとやっている練習や努力で自信をつければ、試合で負けてもミスしても心がぶれないでしょうし、監督に怒られても「アドバイス聞こえ」、試合で負けたのは自分の努力が足りなかったためで、次に向かってがんばろうという気持ちになれたとき、あなたはドンドン上達して、トップレベルの選手なるための1歩を歩き始めると思います。
まずは、自信があるということはどういうことかを理解しましょう。

[質問]
あなたが自信があるときの考えは?その時のプレーは?結果は?

[質問]
あなたが自信がないときの考えは?その時のプレーは?結果は?

[質問]
上の2つの質問で答えた内容を比較して、その感想(分析)を書いてください。

[質問]
あなたは、何を見つけましたか? 気づきましたか? 答えは見つかりましたか?