<質問> 

僕は、小6の頃から、サッカーを始めました。プレーの特徴としては、良い意味でも、悪い意味でも、意外性のあるプレーとよく言われます。 ポジションはセンターバックです。 得意なことは、1対1と、また抜きをかけること、そして、特にロングキックです。 ですが、このような、自信のあることでも、試合中に発揮できず、A戦に使ってもらえません。


自分的には、気分がのれる日と、のれない日がある感じです。 早くグランドに行ってイメージを作るために自分でボールを蹴ったり、残っての練習をしたりしていますが、効果は少ない様に思えます。 自信を付けたいので、よろしくお願いします。



<回答>

メンタルトレーニングには、自信をつけるトレーニングというものがあります。ここでは、それを紹介しますが、自信は、簡単に言えば、「自分を信じること・自分ができると確信を持つこと」です。もっと詳しく言えば、「自分で自分の能力や価値などを信じること・自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと」です。

 

あなたの質問の中で「早くグランドに行ってイメージを作るために自分でボールを蹴ったり、残っての練習をしたりしていますが、効果は少ない様に思えます。」と自分の練習を信じていないように思います。自信は、自分のコツコツと積み上げた努力(練習)を信じること・確信を持つことがベストです。今のやり方を信じて、今はまだまだでも、1週間後・1ヶ月後・1年後にはうまくなるという確信を持ちましょう。何をしてもすぐにうまくなるときと時間がかかるときがあるものです。ここで紹介するメンタルトレーニングも「トレーニング」ですから、3年・5年・10年と継続して本当のスキルやテクニックとして身につくものです。サッカーをやって日本代表になるにもみんな10年ぐらいはかかっているはずです。しかし、日本代表選手は、コツコツと努力を続けてきたからこそ上手くなっているはずです。自分の努力を信じましょう。


 次に、調子の波があることは、あなたの集中力に関係しているかもしれません。またその日のやる気・気持ちののり・集中力・プラス思考は、セルフコントロール能力を高める必要があります。気持ちの波があるということは、メンタル面が不安定、つまり平常心を保てないというセルフコントロール能力の欠如だと考えます。早道は、メンタルトレーニングを本気で実践して欲しいと思います。しかし、これもコツコツとした努力をして、少しずつメンタル面を強化し、心理的スキルやテクニックを身に付け、使いこなすまでトレーニングが必要です。サッカーの技術や体力と同じです。

 

すぐにできる方法として、24時間自信があるフリをして、24時間ポジティブな言葉や声、会話をしましょう。これは、プラス思考のトレーニングであり、自信があることはプラス思考の状態で、迷いや悩みがなく、自分のプレーに集中している状態です。

まずは、ここから始めてみませんか?