<質問>
僕は今受験生で医学部志望です。高3の最後の大会は悔いの残る形で終わって
しまいました。それのせいなのか部活が終わってもサッカーがしたくてたまりませ
ん。
でも医者になったらサッカーがあまりできなくなりそうで不安です。医学部だろ
うと大学ではもちろんサッカー部に入ろうと思っていますが、もっと思いっ切りサ
ッカーをしたいという気持ちもあります。確かに医者にはなりたいと思ってもいます
が、すごく下手だけど練習してプロのサッカー選手になってみたいという野望もあり
ます。どうしたらいいですか?アドバイスが欲しいです。
<回答>
文武両道は、あなたの気持ち次第だと思います。私は、チャレンジしてほしいと思いま
す。やってみて失敗する方が、あなたの未来に役に立つと感じます。やらないで、あとで
後悔するより、チャレンジをしてほしいと思います。
メンタルトレーニングでは、未来はコントロールできませんが、今のあなた自身はコン
トロールできます。医学部への勉強をして、医学部でサッカーをすることもいいでしょう
し、プロサッカー選手を目指して燃え尽きるまでやり、その後医学部へ行く方法もあると
思います。また医者になってから、サッカーにチャレンジするのも、あなたの気持ち次第
だと思います。東海大学近くのある高校のサッカー部は、メンタルトレーニングを導入し
て、4〜5年目に県でベスト8まで強くなりました。同時に現役東大合格も出ました。この
選手は、メンタルトレーニングのやる気を高める目標設定、プラス思考、集中力、気持ち
をコントロールするリラクセーションやサイキングアップ、気持ちの切り替えをするセル
フトークや試合に対する心理的準備などを、受験に応用して、文武両道を成し遂げまし
た。
チャレンジするか、あきらめるかは、あなた自身の問題です。決めることはあなたがやる
ことですし、決めたことの責任は、あなた自身の問題です。これこそが、あなた自身がコ
ントロールできることです。他人に言われて、失敗して、他人の責任にする人は、メンタ
ル面の弱い人がすることだと思います。自分ができることにチャレンジする。これしかあ
なたはできないはずです。
自分の心と話をして、自分ができることできないことを明確にしましょう。
サッカーで気持ちがすっきりしたら、勉強をし、勉強でストレスがたまったら、
サッカーをすればいいのでは?しかし、勉強もサッカーも楽しめた時、あなたの上達や向上、そして成功が見えてくると思います