<質問>
監督に「お前にはとくに期待はしてない」と言われました。
今後どのようにサッカーに取り組んでいけばいいんでしょうか?
<回答>
この監督を見返してやりましょう。
この監督に「俺の見る目がなかった」といわせてやりたいと思いませんか?
あなたは、サッカーが好きですよね。
サッカーが好きだからやっているのですよね。
あなたは、サッカーの、何が好きで、何が楽しくて、何が面白いのですか?
試合に出ること、レギュラーになること、
他人と比較すること、監督に認められることが、
あなたのサッカーのように感じますが、いかがですか?
あなたが、サッカーが好きであれば、
そんなこと何も関係ないのではないのではと感じます。
サッカーをすることが好きで、楽しくて、面白くて、
仲間とサッカーができ、仲間と競争をして互いにうまくなることが、
あなたのサッカーをやっている理由ではないのですか?
たしかに、監督に認められ、試合に出れれば面白いでしょう。
それが、あなたのサッカーのすべてですか?
もっと、面白いことがありませんか?
ここで、監督に「期待していない」と言われて、
サッカーをやめることは簡単です。
しかし、あなたがサッカーを続けて、うまくなって、Jリーガーになって、
日本代表になって、また外国でプレーをして有名になって、
監督に「俺の見る目がなかった。あいつはすごい奴だ!」など言わせたいと思いませんか?
もしかして、監督は、あなたが反骨精神で、
「なにくそ!」と思っているのかもしれません。
あなたのやる気をもっと引き出そうとして、
わざと「期待していない」といって、あなたがやる気を出してほしいと
本気で思っているとしたら、ありがたいですね。
これこそ、プラス思考です。
ここで、気持ちが腐るより、
「なにくそ!」と「心のエネルギー(心の火)」を燃やしてはいかがでしょうか?