<質問>
練習にしっかり参加していても、
上達してる気がしないのは何故でしょうか?
そのせいで色々不安になります。
<回答>
メンタルトレーニングは、一流選手が
「なぜ、一流になれたか?」を調べて、一流選手になるための方法を紹介します。
Jリーガーや日本代表になる選手たちは、
チームの練習だけをやっているわけではありません。
他の人のやっていない努力をしています。
たとえば、人より早く練習に来て、
みんなが来たころには、100%練習ができる状態にしておくとか、
自分の得意技を練習前に何度も繰り返し、
もっと試合で使えるようにしておくことをしています。
コーチの話をよく聞き、今日の練習のポイントを確認し、
自分なりも目標を立てて、練習の質を高めます。
また今日の練習のポイントが試合でどう活用できるのかをイメージしながら、集中して練習します。
ウォーミングアップもひとつの体力・コンディショニングのトレーニングとして位置づけ、
真剣にやり、体だけでなく心のウォーミングアップに自分でして、
声を出して自分の気持ちをのせ、また他人(チーム)の雰囲気作りにも貢献します。
練習のパスもヘディングも試合でどう使うかを常にイメージして、集中して真剣にやります。
またチームプレーの練習(戦術)も、コーチが何をしたいのか、
チームが何を目標にこの練習をしているのかを考え、
自分の上達はもちろんチームメイトの上達、チームワークの向上など意識して、
声をだし、良く走り、予測力・判断力・決断力も高めながら、
ひとつひとつのプレーを考えイメージして練習します。
また練習が終われば、今日やったことの復習をして、
それを試合でどう使えるか、自分の役割は何か、
徹底して体と頭に叩き込み、最後に家に帰るような毎日を繰り返しています。
家に帰れば、サッカーノートに、
今日の反省・今日の修正と成功イメージ作成、
そのつくつた成功イメージを明日の練習や試合でどう使うかを、
ノートに書きながら体も動かし、イメージトレーニングをします。
またヨーロッパのシュート映像や好プレー特集を何度も見て、
イメージトレーニングをし、腹筋や背筋など家でできる強化トレーニングをしているのです。
朝も早く起きて散歩や公園でボールをけるなど
人の見えないところで秘密のトレーニングをして、
その結果が上達するという多くの報告があります。
チームの練習だけでうまくなるような
甘い世界ではないことに気づかないとサッカーでの上達は難しいかもしれません。
しかし、その時の「サッカーが好き・楽しい・面白い」という気持ちと、
「練習が好き・楽しい・面白い」という気持ちがあるからこそ、
24時間をうまく活用して秘密のトレーニングを自分からどんどんやるということもわかっています。
学校でも、休み時間にいくらでも、
サッカーが好きであればうまくなるための練習をするはずです。
あなたのサッカーの本気度を確認してほしいと思います。