＜質問＞

自分は今、高3で最後の大会が迫っています。ですが、今まで足に負担をかけてサッカーをしてきて、先日病院で足首の内側の骨が変形してきてる、外側は骨挫傷と診断されました。 あと約一カ月、なんとか我慢してやろうと思うのですが、正直メンタル的にきついです。どうすればよいでしょうか。

＜回答＞

ケガをしたことは、過去のことです。過去のことを振り返っても、考えてもどうすることはできません。また１か月後の未来を考えても、あなたには何をすることもできません。そこで、あなたができることを考えてほしいのです。あなたができることは、ケガを直して、サッカーができる体と心を準備する事しかできないはずです。無理をして、一生サッカーができない身体になることも考えられます。あなたは、いつまでサッカーを続けたいのですか？　大学・プロ・日本代表・海外などを目指していれば、今あなたがやるべきことは見えてきます。高校ですべてを燃えつくし、あとはサッカーファンとして、また遊びのサッカーをして一生を過ごすのか？　さらに大学で教員免許や指導者のライセンスを取り、指導者として自分のかなえられなかった夢を教え子に託すなどの道があります。

すべては、あなたの責任で、あなたが選ぶことしかできないのです。そこで、満足するか、後悔するかもすべてあなたの責任なのです。あなたの責任で、今できるベストを捜し、選択しましょう。

メンタルトレーニングでは、目標設定という自分のこれからの道を探し、何をどうすればベストかを考えるプログラムがあります。興味があれば、下記の通信教育や本を紹介しますので、まずは最低限の知識を得てからメンタル面強化をスタートするのもいいでしょう。

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DVD高妻容一の実践メンタルトレーニング（ベースボールマガジン社）

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HP: http://mental-tr.info/

フェイスブック：　東海大学メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会