<質問>

よく可動域が狭い、膝が硬い、足首が硬いなど言われるのですがどうしたら柔らかくなりますか? またストレッチなどがあれば教えて下さい。


<回答>

柔軟性を得るためにストレッチは効果的です。身体が硬いと自覚しているということは、ストレッチも実施していることでしょう。あまり改善がないということであれば、ストレッチのやり方を見直す必要があるかもしれません。ストレッチの種類は基本的なメニューを伸ばしている箇所を意識して行えば良いのですが、いつ、どういうことに気を付けて実施すれば良いのかということを確認していきましょう。

まず、筋肉や関節は身体が温まっている時に伸びたり動きやすくなったりするので、練習前であれば、少し身体を温めてから、練習後であれば、身体が冷える前に行うと効果的です。リラックスした状態で、ゆっくりと伸ばしていきます。無理やり伸ばそうとして身体に力が入ってしまっては逆効果です。痛みを感じない手前で20〜30秒静止します。その際、息を止めて力まず、ゆっくりと呼吸しながら行います。また、接地面が固過ぎても、柔らか過ぎても効果的には行えません。固い所を避けて柔らかい所で行ったり、マットを敷いたりします。柔らか過ぎるベッドの上ではバランスを保つために余計な力が入ってしまいます。リラックスした状態になれるような環境を整えましょう。私もほぼ毎日のようにストレッチを行いますが、「風呂の中で少々、上がってから畳の上でじっくりと!」が、お気に入りです!

ストレッチの効果を得るためには、トレーニングと同様、日々の取り組みが大切。気が向いた時だけ行うのではなく、毎日の良い習慣にしていきましょう!効果的なストレッチは心地が良いものです。心地良く行えれば習慣化してきます。ストレッチは疲労回復にも効くので、その時間を過ごすと過ごさないとでは翌日の身体の状態も全く違います。心地良い時間を習慣化する。そのレベルまでいけたら確実に柔軟性も上がっていることでしょう!