<質問>

一対一の守備で反応が遅れて抜かれることが多いです。どうしたら一対一に強くなれるでしょうか?


<回答>

一対一の守備で反応が遅れてしまう場合の一番の原因はその「構え」にあることが多いです。「重心を低くして、半身で構える」ことが必要だと昔から言われています。この表現は間違ってはいないのですが、実際にピッチ上でよく見られる現象は、「重心が低すぎて、上半身まで半身になっている」姿勢です。この姿勢から素早く反応して抜かれないように対応するのは困難です。普通に立っているよりは低い姿勢で、下半身は半身ですが上半身は相手に正対してターンが遅れないようにします。自分は一対一に弱い、抜かれたくない、と思うとより重心が低くなり、身体全体に力が入ってしまい、ますます対応が遅くなってしまいます。どの方向にも素早く動き出せる構えとリラックス加減を探って下さい。この構えが改善できると、反応が一気に速くなるだけでなく、一対一に自信が生まれ対応にも余裕が出てきます。今までと全く違う状況でプレーすることが出来るようになりますよ!

※この構えからより反応を速くするための身体の使い方については過去記事(2013/12/11)に記載してありますので参考にして下さい。