<質問>

僕は、CBをやっています。

体はチームの中でも一番大きいです。背も一番高いです。

体を生かしたドリブルも得意です。

でも、ここぞという時の1対1(守備)フェイントに釣られて抜かれたり、

ラインコントロールに迷ったり、

ポジショニングに失敗したり、迷ったりします。

監督にはちゃんとクリアできてるしそれでいい、と言われたのですが、

僕のチームは3バックのチームなので、

ラインコントロールをするのは自分しかいないし、

1対1で負けず、ポジショニングをしっかりと出来たら

チームのためにも自分のためにもいいと思います。

なので、いろいろな場面でのラインコントロールの仕方、

ポジショニングの取り方、

1対1で負けないためのコツなどあれば教えて下さい。


<回答>

ラインコントロールでの注意点は、ボールの状況を良く観る事です。

プレッシャーが掛かっていて、

なおかつ前方にボールが出せない状況であればラインを上げられますが、

それ以外は危険なので背後のスペースを守るために

ラインを上げないほうが良いです。

試合中にはボールだけでなく、

スペース,味方,相手等、観る要素がたくさんありますが、

特にゾーンディフェンスでの優先順位は味方→ボール→相手の順番です。

それを必ず頭に入れておきましょう。

実際、いつ何を観るかいうのはとても難しいですが、

自分で考えて、失敗して経験を積んでいくことが重要であると思います。


マークの基本は、背後をケアしつつ、インターセプトが狙えるポジションです。

そしてここでも大切なのは、ボールの状況です。

プレッシャーが掛かっているかどうかでポジショニングが変わってきます。

そして相手のボール保持者の顔を良く観察しましょう。

2タッチ以上の場合はほとんどは”観て”パスを出します。

1タッチでプレーする場合はボールの移動中に確認していると思います。

それを良く観察して”予測”しましょう。


1対1は反復です。

何度もいろいろなタイプのFWと練習しましょう。

そうすることによって自分の間合いや

ステップの踏み方等が解ってくると思います。

また、ボール保持者が良い状態でボールを上手くコントロールしているときは

飛び込まないこと、簡単に足を出して抜かれないことです。

ディレイして味方のサポートを待ちます。

自分が奪えなくても2ndDFがボールを奪えるかもしれません。


まずは”ゴールを守る”という目的で自分は何をすべきかを考えましょう!