<質問>ラダーをすると上手くなると聞いたのですが、本当ですか?

<回答>ラダートレーニングは、取り組み方次第で、上手くもなるし、悪い癖もついてしまうので、やり方に気をつけなければなりません。大切なことは、試合の中の、どのような局面の動きを上手くしたいかということを明確にすることです。

例えば、単純なスプリントの走りが上手くなりたかったら、より効率的なフォームを身につけて、その動きをラダートレーニングでスピードアップさせていく。ただ単に、ラダーの端から端までを素早く走り抜けるのが目的となってしまい、下を見て、すり足で走り抜けても、走り方は上手くなりません。それどころか、悪い癖がついてしまい、走り方が下手になってしまいます。

1対1でボールを奪うことが上手くなりたかったら、どのような局面でのターンの動きを速くしていきたいのかということを明確にして、効率の良いターンをラダートレーニングで繰り返し行い、その動きを身体に染み込ませ、スピードアップさせていく。

どの動きにつながるのかわからない状態で、ただステップを踏んでいても、サッカーでの動きは上手くなりません。しかし、試合の動きから逆算したステップのトレーニングに触れる機会は少ないかもしれません。そんな時は、『タニラダー』で検索してみてください。試合の動きを紐解いて、サッカーが上手くなるためのトレーニングを解説してあります。タニラダー・メソッドで上手くなった選手達はたくさんいます。是非、その1人になってもらえることを願っています!