世界の名ドリブラーの選手達は、鋭いターンをしますよね!
いくつかあるターンの中でも、彼らが頻繁に使う代表的なものが、アウトサイドでのターン。彼らの動きを見ていると、いとも簡単にターンしているように見えますが、実はちょっと独特な身体の使い方をしています。

鋭いターンをするためには、ターンの瞬間に一気に股関節を外側に捻って(外旋して)、アウトサイドを体に対して90度くらいになるようにしています。その時に、上半身は股関節と逆側に捻って身体のバランスを保っているのです。

例えば、右足のアウトサイドでターンをする時は、股関節は右へ、上半身は左側へ捻ります。この上半身の捻りがないと、股関節を捻る力に上半身が流されてしまい、バランスを崩してしまいます。ドリブルをしながらだと、なかなかうまくいかないケースが多いのですが、ボールを使わず、動きだけを取り出してトレーニングをして、動き方を身につけてから、ドリブルに戻していくと、驚くほどスムースにできるようになります。

まずは、ボールなしで、上半身と下半身を逆に捻って、アウトサイドが90度近くになるように身体を動かしてみる。そして、それがうまくいくようになったら、ボールと一緒にターンをしてみる。多くの選手達が、この方法で鋭いターンを身につけることができましたよ!ぜひ、体感してみてくださいね!