現在、T3リーグ(高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 東京)に所属している多摩大目黒高校の遠藤雅貴監督に、話を伺ったぞ!

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Q.今年のチームスタイルについてお聞かせください
「中高一貫で6年間指導できるということで、毎年こういうサッカーっていうのは変わらずに、しっかりボールを動かして主導権を握っていくサッカーというのを目指しています。
ただ、ボールを動かすサッカーと言っても、ボール回しだけで終わるのではなくて、縦に早い、ポゼッションも出来るし、カウンターも出来るというのを目指していますね」

Q.練習でここを見てほしい、こだわっている部分はありますか?
「判断の部分とかですね。いくら技術があってもそれをどこで使うのか、ここはパスなのかドリブルなのか、そこの判断の部分を意識させたトレーニングをしています」

Q.フォーメーションを決める際は選手ベースですか?それとも戦術ベースですか?
「選手ベースですね。どこのポジションをやらせたら一番活きるか、なので複数ポジションをやらせたりしています」

Q.部活以外の部分で生活面で生徒に意識させている部分はありますか?
「サッカーをする前に、サッカー選手である前に"人として成長する"というのが第一あるというのを生徒には常々言っています」

Q.具体的にはどのようなことを?
「徹底させているのは、挨拶や整理整頓、周りに気を配って行動することとかですね」

Q.6年間一貫して指導できるというのは、監督しても大きいですか?
「技術的なところもですけど、精神的なところもだいぶ変わってきますので、中1と高3になってくるとかなり変化が出てきます。その成長の変化を見れるという点はいいかなと思います」

Q.中学生が高校生の練習に参加することもあるんですか?
「ありますね。中学と高校が反面ずつの同じコートでやっているので、常に先輩の姿を見ながら出来るという環境はいいと思いますね」

Q.高校から入ってくる生徒もいる中で難しさなどはありますか?
「中学からいる生徒はこのような環境に慣れているのでスムーズに行くと思います。全体的な流れは出来ているので、高校から入ってくる生徒は最初は戸惑いがあると思いますが、内部生が引っ張って行ってくれるので、やりにくさは感じないと思います」

Q.最後に今年のチームの目標について聞かせてください
「まずはインターハイ。うちはまだ全国大会に出たことがないので、今の高2が全中(全国中学校サッカー大会)で全国でベスト8まで行った子たちが中心となってやっているので、その子たちが最終学年になって多摩大目黒初のインターハイ出場が目標で、リーグ戦の方は落ちてしまったので、T3で優勝してT2に昇格すること、そして最後の選手権ですね」



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