記念すべき100回目となる大会【第100回全国高校サッカー選手権】で選手宣誓を務めた高川学園サッカー部キャプテン・奥野奨太選手による宣誓の全文をお届け!


「宣誓 私たち代表48校は、全国各地から高校サッカーの新たな聖地、新たな聖地、新国立競技場に初めて集えたことに、大変感激しています。新型コロナ感染症により当たり前だった日常が当たり前ではなくなり、楽しみにしていたさまざまな学校行事は中止となりました。満足にサッカーができない日々が続き、何度も心が折れそうになりました。東京オリンピック、パラリンピックは1年延期となり、無観客での開催を余儀なくされました。また、各種全国大会でも、大観衆の声援に励まされ、繰り広げられていたものが、無観客となり、中止になることもありました。
しかし、全国でワクチン接種が進み、感染状況が落ち着いてきたことから、今日この聖地に私たちは立つことができました。これも大きなリスクを抱えながら、日々新型コロナ感染症と戦い続けてくださっている全国の医療従事者の皆様のおかげです。記念すべき100回大会。先輩方から受け継いだこのバトンを、後輩たちへ繋ぐ。『明日へ、そして未来へ』。全ての選手と共に。アフターコロナ、新時代を切り拓くゴールを決めるため、全てのプレーに正々堂々、全身全霊を尽くし、日本サッカー界の伝統に、選手権の歴史に、新たな1ページを書き記すことをここに誓います」


◆奥野選手の取材記事は以下をクリック!
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