【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年66校目の取材は、今夏のインターハイにも出場した山口の強豪・高川学園高校サッカー部だ!
取材に協力してくれたのはキャプテンを務める北健志郎選手、奥野奨太選手、村上一颯選手の3人。チームをまとめていく上で意識したことなどを話してくれたぞ!

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北 健志郎
■ポジション:MF(ボランチ)
■学年:3年
■身長/体重:172cm/63kg
■出身チーム:Pateo FC金沢ジュニアユース(石川)
■自分の見てほしいプレー:左足のキック、スルーパス

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奥野 奨太
■ポジション:DF(左サイドバック)
■学年:3年
■身長/体重:165cm/64kg
■出身チーム:高川学園中学(山口)
■自分の見てほしいプレー:オーバーラップ

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村上 一颯
■ポジション:MF(ボランチ、左サイドハーフ)
■学年:3年
■身長/体重:170cm/62kg
■出身チーム:大分トリニータU-15宇佐(大分)
■自分の見てほしいプレー:左足のキック、ワンタッチ、ツータッチでのプレー

Q:最初は奥野選手と村上選手の2人でキャプテンを務めていたそうですが、チームをまとめていく上で意識したことを教えてください。
奥野「責任ある立場になり、どうやってチームをまとめていこうか考えていました」
村上「キャプテンになったばかりの頃は、自分がチームを引っ張っていけるかどうか分からなかったです。でも1人ではないので、2人で乗り越えていくことを意識しました」

Q:インターハイ終了後に北選手が3人目のキャプテンに就任しました。
北「インターハイは初戦(2回戦)で静岡学園(静岡)に負けて(0-2で敗戦)、悔しさとともに、もっとチームが成長しなければいけないと感じました。そのために自分に何ができるのかを考えていたとき、江本孝監督からアドバイスをもらい、全員が危機感を持って取り組むためにも、人数は関係なく、キャプテンをやろうと決心しました。自分はチームメイトに対して、しっかり発言できるタイプだと思うので、そういったことでチームを変えていくことを意識しています」

Q:苦労したことや、その後に考えたことは何ですか?
奥野「チームが勝てない時期に、どうやって改善していくのか。チームの方向性を正しくしていくことが難しかったです」
村上「改善するためにピッチ内だけでなく、部署活動(※)でも積極的に指示を出したり、まず自分から行動を起こすことで、周りを引っ張っていこうと思いました」
北「自分が誰に対しても関係なく、必要であれば強く言うことで、チーム全体が『もっとやらなければいけない』という感じになると思います。これからも、そういう雰囲気を自分が作り出していきたいです」

Q:選手権予選、全国大会に向けて、どんなことを意識していきたいですか?
奥野「昨年の全国大会1回戦で昌平(埼玉)相手に2-0とリードして、自分にもチーム全体にも少し気の緩みがありました。試合終了間際に2失点して追い付かれ(※69分に2点目を決めて2-0としたが、試合終了間際の80分と80+5分に失点)、PK戦で敗れてしまった。雪辱を果たすために、県予選を勝ち抜いて、また昌平と対戦したいです!」
村上「1年生のときに全国大会の登録メンバーに入りましたが、試合ではベンチ外。2年生のときはケガをしていたので、サポートメンバーで帯同しました。まだ選手権でピッチに立っていないので、県予選を勝ち抜いて、今年こそ全国大会でプレーしたいです!」
北「昨年の昌平戦は交代出場して、ああいう負け方をして、昌平の選手たちが喜んでいるのを見て悔しかったです。県予選を勝ち抜き、全国大会ではまず初戦を突破して、目標の優勝に向かって勝ち進んでいきたいです!」

※部員一人ひとりの所属意識を高め、責任感を持って行動できるように、部内に『部署制度』を導入している。下記のような部署があり、農業部が育てた野菜を地元の道の駅などで販売し、その売り上げで分析部が使用する機器を購入するなど、各部署が連係して活動している。
・強化部=練習内容の作成などを行う
・分析部=相手チームのスカウティングなどを行う
・広報部=部の活動をポスターやSNSなどで発信する
・おもてなし部=来客への飲み物の提供や、遠征で訪れた他校の案内などを担当する
・農業部=グラウンド脇などの農地で農作物を栽培する


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