昨年度、U-18高円宮杯プレミアリーグを制し、高校サッカー選手権準優勝を果たした青森山田高校サッカー部。高体連屈指の強豪校とあって選手のレベルは高く、レギュラー争いも激しい。その中でチーム随一の身体能力を持つ選手がタビナス・ポール・ビスマルク選手だ。中学時代までの生い立ちや自分の武器について話を聞いてみたぞ!
タビナス・ポール・ビスマルク
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:186cm/72㎏
■前所属チーム:FCトリプレッタJrユース(東京)
■自分の見てほしいプレー:スピードを生かした攻撃参加
Q:身体能力が武器ですが、中学時代はどんな感じだったのでしょうか?
「身長はそこまで大きくありませんでした。中学後半から伸びたんです。ただ、徒競走は誰にも負けなかったんですけどね(笑)。ジャンプ力も小さい頃からありました」
Q:ベベニョン日高オギュステュ祐登も身体能力が高いですが、彼とはどっちが上で?
「自分の方が上ですね(笑)。多分、チームで一番身体能力が高いと思います。藤原優大も凄いんですけどね」
Q:50m走はどれぐらいで走るんですか?
「50mは5.9秒ぐらいです。でも、高校2年生の時に測った記録なので、今はもっと速いと思います」
Q:お父さんがガーナ、お母さんがフィリピンにルーツがありますが、何かスポーツはやられていたんですか?
「お父さんはマラソンをやっていて、お母さんがバレーボールをやっていました。遊びの中で体を動かしていたことも、運動神経が良い理由なのかもしれません」
Q:4歳年上の兄でガンバ大阪に所属するタビナス・ジェファーソン選手とは比べるとどうですか?
「お兄ちゃんの試合は2回ぐらいしか見たことがないんです(笑)。足が速くて身体も強いって聞くんですけど、足だけは自分の方が上と思うんですよね。お兄ちゃんはスピードタイプではなく、ゴリゴリ行くタイプだったので」
Q:昨季まで攻撃的なポジションをやっていましたが、今はSBをやっています。そこはどのように捉えていますか?
「前のポジションに未練はないけど、攻撃的なポジションでも良さは出せると思っています。今は SBとしてチームのためにやっていれば、自ずと結果はついてくると思っています」
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