(※写真のポーズは、田野"豪一"監督なので5と1)
2020年41校目の取材は、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 関東にも出場する群馬の強豪・桐生第一高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは、キャプテンの落合遥斗選手!キャプテンになった経緯や今年の目標などを話してくれたぞ!

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落合 遥斗
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:167cm/60kg
■前所属チーム:前橋SCジュニアユース(群馬)
■自分の見てほしいプレー:パスとシュート、両足のキック

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「元々、桐生第一と繋がりが強い前橋ジュニアユース出身なので、入学してすぐの頃から、田野(豪一)監督やコーチ陣に存在を知ってもらっていました。そのため、1年生の頃からトップチームの試合に出させてもらい、3、4人いる学年リーダーの1人にも任されていました。ただ、最上級生になっても自分のプレーに集中したかったので、キャプテンをやるつもりはなかったんです。でも、新チームが立ち上がった昨年末に、田野監督に『お前しかいない』と言ってもらったので、覚悟を決めました。その時に『やるならゲームキャプテンで、私生活の部分は他の選手に任せたい』と言ったのですが、『一番試合に出ている選手で影響力を発揮して欲しい』とお願いされたので、引き受けました。そこからはキャプテンとしての自覚をもって頑張っています」

Q:キャプテンになってから意識していることはありますか?
「今までは周りに頼ってばかりで、試合中も自分が好きなプレーばかりしていました。でも、キャプテンになり、周りに気を配るようになってからはしっかり声が出るようになりました。練習中も『声を出してみんなでやろう』と声を掛けるようになりました。また、今までは仲が良いチームメイトと一緒にいることが多かったのですが、キャプテンになってからは色んな人の側にいるようにしました。後輩とも接する機会を増やして会話を増やしました。Bチームの選手が試合に出られないとモチベーションが下がってしまい、AチームとBチームの差が広がります。Bの選手にはモチベーションを上げよう、Aの選手にはアイツらが頑張っているからこのままではいけないと声を掛けるようにしています」

Q:大変さを感じる瞬間はありますか?
「話をちゃんと聞いてくれない選手がいる時は大変さを感じます。また、試合で苦しい時は周りに声をかけないとダメなのですが、ミスすると自分のモチベーションが下がり、声を掛けられません。新チームを立ち上げた当初は下を向くことが多かったのですが、今は自分が下を向けばチーム全体が下を向いてしまうと考え、上を向くようにしています。副キャプテンにも助けてもらっています」

Q:キャプテンをやっていて良かったことを教えてください。
「キャプテンをやってから周りをよく見て、気を配れるようになりました。自分のことだけじゃなく、味方のことまで考えるのは今までになかった部分です。どういう気持ちでプレーしているのか、どういう姿勢でサッカーに取り組んでいるのか色々話を聞いて、良い部分を参考にできるのは良かったです。例えば、練習からチームを盛り上げてくれるポジティブなDFの選手の話を聞くのは、人前で大きな声を出すのが苦手な僕の参考になりました。ずっと努力している人の姿勢も参考になります」

Q:最後に今年の目標をお願いします。
「今年はインターハイが群馬開催なので、そこを目標にして桐生第一に入ってきた部分もありました。中止は残念でしたが、最後の選手権に全てをかけたい。プリンスリーグを良い形で終えて選手権に挑み、全国で自分がどれだけやれるか試したいです」


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