2020年37校目の取材は、2月に行われた新人戦で3連覇を達成した和歌山の強豪・初芝橋本高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは、キャプテンの樫村宝選手!キャプテンになった経緯や今年の目標などを話してくれたぞ!
樫村 宝
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:175cm/72kg
■前所属チーム:カナリーニョfcリオ(和歌山)
■自分の見てほしいプレー:ゴールに貪欲な姿勢、フィジカルを活かしたタフなプレー
Q:キャプテンになった経緯を聞かせてください。
「最初は僕も含めて3人の候補がいました。例年は阪中義博監督からの指名でキャプテンが決まりますが、今年は「誰がキャプテンにふさわしいか、選手たちの中でも一度考えさせてもらいたい」とお願いしました。選手たちの間でそれぞれの考えを話し合ってから監督に伝え、それを踏まえて監督に考えてもらい、僕をキャプテンに任命していただきました」
Q:樫村選手のキャプテンとしての強みはどんなところでしょう?
「客観的に物事を見られる部分と周囲の様子に気を配ることができる部分です。 親が転勤族だったこともあって引っ越しをたくさんしてきたので、人見知りせず、周囲の様子を注意深く観察できるようになりました。全員をきれいにまとめるのはどのチームでも難しいと思いますが、指導者と選手の間をつなぐ役割を果たしていきたいと考えています」
Q:キャプテンとして難しいと感じていることはありますか?
「休校期間があったので、試合の数が減り、冬の大会までの期間が短くなりました。そんな状況なので、気持ちを作るのがうまくいっていない選手もいます。キャプテンとしてはそういう選手を支えるのも役割だろうと思うんですが、キャプテンである前に僕も一人の選手です。ポジションが同じでなくても、フィールドに立てばみんなライバルです。ライバルという視点で見ると、そういう選手には自分のメンタルときちんと向き合い、自分の力で立ち上がってほしい。どこまでキャプテンとして声をかけるべきなのか、悩むこともあります」
Q:今年の目標を教えてください。
「選手たちで話し合って決めた目標は、選手権ベスト8。その目標への通過点として、和歌山県の選手権予選での優勝も必ず成し遂げようと話しました。去年は能力の高い選手が多かったけれど、僕らの代は飛び抜けて能力の高い選手は多くないかもしれません。でもその分、『チームみんなで』という意識は強いです。僕も含め、去年のインターハイで先輩たちと一緒にベスト8を経験させてもらった選手も残っているので、経験から得られたことを他の選手に伝えながら、去年のチームを超えていきたい。そのためにはまず、サッカー部員である前に生徒ですので、きちんとした学校生活・日常生活を送ろうと話しています。 個人としては、しっかり得点を挙げて、選手としての信頼を勝ち取りたい。選手としてもキャプテンとしても、チームを支えていくことができたら最高ですね」
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