2020シーズンの23校目で登場してくれた流通経済大柏サッカー部と、全国屈指の強豪・前橋育英高校サッカー部。両チームのキーマンに対談形式で色々、話を伺ったぞ!WEB取材に協力してくれたのは流通経済大柏高校の藤井海和選手と前橋育英高校の櫻井辰徳選手!今回は、まずお互いのチームや個人の印象を聞いてみたぞ。
藤井 海和
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:173cm/72kg
■前所属チーム:STFC(東京)
■自分の見てほしいプレー:ボール奪取
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櫻井 辰徳
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:178cm/68kg
■前所属チーム:東松山ベレーニアSC(埼玉)
■自分の見てほしいプレー:パスの精度、展開力
Q:前橋育英の印象はいかがですか。
藤井:「中学校3年生の時に高校サッカー選手権の決勝で、先輩たちが敗戦しました。なので、自分たちの代でも決勝で戦いたい想いがあります。自分は公式戦で対戦していませんが、現場であの試合を見ていたので自然と意識をしてしまう存在です」
Q:櫻井選手についても教えてください。
藤井:「自分は東京都の"STFC"でプレーをしていましたが、埼玉出身です。櫻井君は2学年上のバスケス・バイロン選手と同じ東松山ベレーニアでプレーしていたので、知っていたんです。両足が蹴れるすごい選手が同世代にいると噂になっていて、中3の時にツイッターで回ってきた動画も凄かったのを覚えています」
Q:練習試合で対戦した経験はありますか?
藤井:「中学時代はなく、昨年の夏休みに練習試合で対戦をしました。試合ではそこまでマッチアップはしませんでしたが、アンカーのポジションでビルドアップに参加していて、本当に捕まえにくい選手でした」
Q:櫻井選手はどうですか?
櫻井:「自分が前橋育英に入りたいと思ったのは、鈴木徳真さんや渡邊凌磨さんの代がきっかけです。2014年の高校サッカー選手権の準決勝で流経大柏と対戦し、アディショナルタイムに追い付いてPK戦で勝利しました。そこで流通経済大柏を知り、球際の強さやハードワークがすごかったんです。また、そのような大舞台で戦っていたので、前橋育英は流通経済大柏に負けてはいけないと感じています」
Q:藤井の印象を教えてください。
櫻井:「中学の時は知らなかったのですが、高校1年生の時に知りました。自分は1年生チームに関わっていた一方で、藤井君は最初からトップチームに関わっていたのでやっぱりすごい選手だと思いました。自分にはない能力をたくさん持っていたんです」
Q:去年、練習試合で対戦しました。藤井選手の印象はいかがでしたでしょうか?
櫻井:「自分は遠征が終わり、代表合宿に参加していました。その翌日に試合を行なったので、疲れていたのであまり覚えていないんです(笑)」
Q:今年、もし対戦した場合はどういうことを心がけたいですか?
櫻井:「自分たちがボールを握りたい。ただ、1対1では勝てないと思うので、中盤のエリアで1対2の局面を作り、どのエリアでも数的優位の状況に持ち込んで勝負したいです」
Q:藤井選手はどうですか?
藤井:「自分は逆に周りの選手を使いたいですね。櫻井君はパスとかロングキックが武器。なので、コースをどんどん限定していって、自分がボールを取りやすい状況を作ってカットしていきたいです」
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