チームのために戦っているのはグラウンドにいる選手だけではない。スタンドから声援を送る応援組もチームの一員だ。県大会ではどんな応援で仲間を支えてきたのか。予選で応援リーダーを務めた酒井蓮人選手に話を聞いたぞ!

酒井 蓮人
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:179cm/71kg
■出身チーム:CHUO SPORTS ACADEMY U-15(東京)
■自分の見てほしいプレー:エアバトルと球際の強さ

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■応援団長・酒井蓮人選手の想い
Q:応援リーダーになった経緯を教えてください。
「応援リーダーは昨年までキャプテンの鶴見來紀とか大倉啓太がやっていました。でも、その2人が3年生になって試合にも関わるようになったんです。応援をまとめるリーダーがいなくなった中で、自分は試合に出られていませんでした。まとめる役がいなかったので、自分がちょっとやってみようかなと思ったのがきっかけです」

Q:時期はいつぐらいですか?
「春ぐらいで、関東予選ぐらいからだったと思います。例年は推薦で決まるのですが、今年は違い、やる人がいなかったので、そのタイミングで自分が立候補しました」

Q:キャラクター的には真面目で、チームを盛り上げるタイプではなかったと聞きました。
「キャラクターは違うけど、やる人がいないからやりたいと思ったんです。そして、何より自分を変えたかった。3年生になって、先頭でチームを引っ張っている選手を見てきましたし、最上級生として自分も何か貢献したかったんです」

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Q:応援を見ていると、部員も多いですし、吹奏楽とダンス部と連携してやるのが大変そうです。
「準決勝から全校応援になってからが大変でした。だけど、みんなに応援歌を歌って欲しいと思ったので、何かできることはないかなと思い、応援の歌詞カードを作りました。あとは、みんなが歌える応援歌を探すのも大変で、吹奏楽とかダンス部と連絡を取り合って、どうすべきかを話し合っていました」

Q:みんなをまとめるのは大変だったと思います。
「ダンス部や吹奏楽も気持ちよく受け取ってくれて、こうして欲しいという要望に素直に応えてくれました。本当にやりやすかったし、助かりました。あとは先生方も協力をしてくれたんです。なので、色んな人に感謝をしたいですし、そこは応援リーダーになったからこそ気付いた部分だと思います」

Q:応援リーダーで一番の思い出はなんですか?
「予選決勝ですね。あの時の応援が本当にすごかった。自分も選手もそう思っていて、勝った瞬間は感慨深く、込み上げてくるものがありました」

Q:どっちかというと、Jクラブの応援歌をあまり使っていない感じがしますが、なぜですか?
「もともと高体連特有の応援歌が多かったんです。でも、みんなからもうちょっとJクラブの応援歌を入れて、知っている歌を歌いたいという要望があり、そこから増やしました。今、その練習をしていて、ダンス部や吹奏楽部に落とし込んでいるので結構大変です」

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