2019シーズンの89校目の取材は、インターハイ出場校の韮崎や昨冬全国8強の日本航空を撃破し、選手権初出場を決めた山梨の新鋭・日大明誠サッカー部!取材に協力してくれたのは、キャプテンの鶴見來紀だ!主将になった経緯や苦労した部分、そして初となる選手権への想いを語ってくれたぞ!
鶴見 來紀
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:165cm/62kg
■出身チーム:F.C.Branco八王子(東京)
■自分の見てほしいプレー:前線からのハードワークとチームの雰囲気を一変させる声
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の時に学年リーダーに声が出ていたこともあって、投票で自分が選ばれたんです。でも、不安もありましたし、周りからも『なんであいつがキャプテンなの?』と疑問を呈されることもありました。だけど、去年の3年生に意見を言えていたので、チームも認めてくれたし、『あいつがキャプテンでいいんじゃないか』という声を貰えるようになりました」
Q:チームをまとめていく中で大変だったことは?
「僕は学年関係なくフレンドリーなチームを作りたかったけど、モチベーションが上がらない日にきつく言わないといけなかった。なので、そこは理想通りにいかなかったですね。そこでキャプテンの役割を舐めていたなと知りました。バカになるときはバカになるけど、チームがだらけていれば、叱るキャプテンでいないといけないし、辛い時こそチームで一番声を出すのがキャプテン。それが今の自分の理想像。その状況を作るまでが本当に辛かったですね」
Q:その状況はいつぐらいにできたのでしょうか?
「夏の校内合宿ですね。それまでは声を出して、チームをまとめていけばいいやと思っていました。校内合宿では監督と話す機会も多く、『キャプテンはこんなもんじゃない。考えろ』、『声ではよくチームを引っ張っている。だけど、インターハイで日本航空に負けてから、チームの気持ちはあんまり変わっていないんじゃない?』と監督から言われたんです。それは自分が原因だと思いましたし、『選手の中でまた負けてもいいみたいな感じがあったんじゃないか?それをどう変えるかじゃないか?』と言われて気が付いたんです」
Q:最後に選手権への意気込みを教えてください。
「今はレギュラーから外れていて葛藤もあります。だけど、一番大事なのはチームが勝つこと。自分が出なくて勝てるのであれば、それで良いと思っています。出たい気持ちはあるけど、チームが勝てるように頑張りたいです」
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