寮と人工芝グラウンドが同じ敷地内にあるなど、恵まれた環境で練習を行っている明秀日立。3年連続で選手権に出場する県内屈指の強豪校になぜ選手が集まってきているのか。大山晟那選手と長谷川涼平選手に進学した理由を聞いたぞ！
大山 晟那
■ポジション：MF
■学年：3年
■身長/体重：167cm/57kg
■出身チーム：鹿島アントラーズジュニアユース（茨城）
■自分の見てほしいプレー：洗練された技術と冷静沈着なゲームメイク
■明秀学園日立を選んだきっかけを教えてください。
「ユースに上がれなかった悔しさがあり、明秀日立に入って、１年からレギュラーを取りたいと思っていました。その中で、進学先を決める際に小学校時代からお世話になっていた中村幸聖さん（現・鹿島アントラーズユース監督）から、茨城県内に残ってほしいと言われたのも決め手でした。全国大会に出場して、鹿島ユースとの試合で活躍すれば、昇格させれば良かったと思ってもらえるかもしれない。そういう選手になりたかったので、茨城に残ろうと思ったんです。それが明秀日立に入った理由です。今年の選手権の茨城予選決勝では中村さんも見に来てくれて、目の前で結果を残せました。本当に良かったなと思います」
Q:選手権に向けた意気込みを教えてください。
「今まで、支えてくださった方や監督やスタッフに成長した姿をプレーで見せたいです。自分を（鹿島に）取っておけば良かったと思ってもらえるように自分がこの１が月で成長して、全国のレベルでも通用する選手になりたい。チームとしても、年度当初に日本一という目標を掲げました。それを達成するためには、一戦一戦が大事になります。その通過点として、先輩たちが成し遂げたベスト８を目指したいです」
長谷川 涼平
■ポジション：MF
■学年：3年
■身長/体重：166cm/60kg
■出身チーム：クラブテアトロJY（神奈川）
■自分の見てほしいプレー：力強いドリブルとキレのあるターン
■明秀学園日立を選んだきっかけを教えてください。
「自分は神奈川県出身でテアトロというクラブに所属していたのですが、自分の１つ上の先輩が明秀日立に進学していました。また、高校では寮生活をしたいと考えていて、グラウンドと寮が近いのでサッカーに打ち込みやすいなと思ったんです。そのタイミングで萬場（努）監督から声をかけて頂いたので、明秀日立に行こうと決めました」
Q:選手権に向けた意気込みを教えてください。
「入学する前に1年生だけで合宿をした際、２日目の練習中にくるぶしを骨折してしまったんです。いつもであれば、大丈夫だったのですが、疲労と緊張もあったと思います。いろんな理由もあって、自分の体重が足首に乗ってしまい、折れてしまいました。復帰までは２ヶ月ぐらい掛ったのですが、同じ箇所を骨折まではいかなかったのですが、また傷めてしまったんです。なので、1年生の時はリハビリばかりしていました。ただ、１年間を通じて、怪我が多かったので、食事の量を増やして、ウェイトトレーニングをして身体を作れたことがいまに繋がっています」
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