2019シーズンの80校目の取材は、宮城の名門・仙台育英サッカー部!宮城県代表として3年連続34回目の選手権出場を決めた仙台育英サッカー部のキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、仙台育英サッカー部のキャプテンDF小林虎太郎選手だ!

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小林 虎太郎
■ポジション:DF(左サイドバック/センターバック)
■学年:3年
■身長/体重:175cm/65kg
■出身チーム:FCあきたASPRIDE(秋田)
■自分の見てほしいプレー:「選手権全国大会では左サイドバックをやると思うので、サイドでのオーバーラップや運動量を出しながら、対人や空中戦での強さを見せたいです」

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「最初に言われたのは2年生の時、昨年の11月県新人大会が始まる前に(佐藤)文太と自分が監督のところに呼ばれて、この代は自分がキャプテンで、文太が副キャプテンで行くと言われました。4月の新チームミーティングの時に正式にチームにも伝えられて、監督が決めた形です」

Q:指名された時の気持ちはどうでしたか?
「中学(FCあきたASPRIDE)の時も副キャプテンをやっていましたので、チームをマネジメントしていくことはやりがいがあって楽しいと感じていました。自分がリーダーシップを発揮して、自分の考えに基づいて行動を起こして、周りの人に影響を与えながらチームを束ねていけるようなキャプテンになりたいと思いました」

Q:どんな苦労がありましたか?
「新人大会、インターハイ、選手権と県内三冠を達成した昨年、一昨年と比べられます。自分たちの代は新人大会とインターハイをどちらも落として『弱い代』と言われました。インターハイ予選で負けてから、みんなの覚悟や、一人一人の自覚と責任の意識がさらに強まったと思います。自分と文太を中心にサッカーだけじゃなく、日常生活の面でも常に声をかけてきて、サッカー以外の面でもチームを支えていけるように頑張ってきました」

Q:そして見事選手権出場を勝ち取りましたが?
「県予選は一戦一戦を戦うごとに進化していって成長がハッキリ見えたことが大きな収穫でした。決勝の聖和学園戦は今シーズンのチームで一番良かった試合だったと思います。あの試合では1年間やってきた運動量の部分と、3年間続けてきたプレッシングサッカーをさらに強化することができました。聖和学園には自分たちの代は3回くらい負けていたのですが、ビビることなく強気で行けたのが良かったと思います」

Q:選手権ではどんなサッカーを見せたいですか?
「チームとして昨年、一昨年は2回戦を突破できなくて、自分も間近で見ていて2回戦の壁は高くて厚いと思いました。まずキャプテンとして、その壁をチームで越えられるように、自分が中心となってサッカーの面でもサッカー以外の面でも支えていきたいと思います」

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