2019シーズンの77校目の取材は、プレミアリーグ創設初年度の2011年からWESTに所属し、2015年には夏のインターハイと冬の選手権を制した伝統校・東福岡高校サッカー部だ!11月27日に選手権予選2次準決勝を控えている"赤い彗星"。取材に協力してくれたのは来季の鹿島アントラーズ入団が内定しているキャプテンの荒木遼太郎だ!

荒木 遼太郎
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/60kg
■出身チーム:ロアッソ熊本U-15(熊本)
■自分の見てほしいプレー:長短を織り交ぜた性格無比のパス

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Q:キャプテンに指名された経緯を教えてください。
「去年のキャプテンを務めていた中村拓也君から『お前が来年は引っ張っていけよ』と言われ、その流れから自分が任されることになりました」

Q:森重潤也監督からも推薦をされた感じですか?
森重さんからも『来年はキャプテンをやってくれ』と言われて、それで『自分がやります』と伝えた感じですね」

Q:多くのJリーガーを輩出してきた東福岡でキャプテンと10番と任されるのは責任があり、プレッシャーもかなり大変だと思います。そこはどう捉えていますか?
「前から東福岡の10番、キャプテンはすごいなと思っていたんです。でも、いざ任されてみると、責任感を良い意味で感じることがなくて、結構伸び伸びとやれています。軽いプレーをするのはダメですけど、チームのために身体を張れている感じがあります」

Q:ただ、今年は7月に怪我をし、夏のインターハイに出場することができませんでした。チームも1回戦で清水桜ヶ丘に敗れ、悔しい想いを味わいましたが、キャプテンとしてはどう感じていましたか?
「自分が怪我で出られませんでしたが、全力でサポートをして、自分にできることは精一杯やりました。なので、今は気持ちを切り替えて、冬の選手権に向けてやれています」

Q:チームをまとめる上で一番大変だったことはありますか?
「最初はみんなで協力しながらやれていたところがあったけれど、インターハイ前に悪い時期がやってきたんです。そこで、みんなの意図が合っていない時にモチベーションを上げるのがすごく難しかった。そういう部分ではみんなを良い形でインターハイに迎えさせていれば、もう少し良い形で終われていたと感じていますね」

Q:結構、チームメイトと話もしていましたか?
「そうですね。結構、丸山海大とは話をしていました」

Q:そこで初めてキャプテンの難しさを感じましたか?
「前から少し感じていましたが、上手く周りの人たちにサポートをしてもらっていたんです。ただ、そういう人たちも怪我で戦列を離れていたので、難しいところはありました」

Q:これから選手権が始まります。意気込みを教えてください。
「ずっと日本一を目指して自分たちはやってきました。優勝したい気持ちは夏に負けた時から人一倍あって、練習をしてきたんです。近年は選手権で上位進出が果たせていないので、自分たちの代で良い結果を残して笑って終わりたいです」

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