2019シーズンの73校目の取材は、岩手の強豪・専修大学北上サッカー部!取材に協力してくれたのは、キャプテンの阿部柊斗だ!
阿部 柊斗
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:173㎝/62㎏
■出身チーム:ヴェルディSS岩手(岩手)
■自分の見てほしいプレー:スルーパスの精度
Q:キャプテンに対するイメージを教えてください。
「キャプテンは真面目で、妥協しないで、みんなのお手本になれるような選手のイメージです。元日本代表の長谷部誠選手は理想のキャプテンで、著書を読んでからずっと憧れている、まさにキャプテンという感じです」
Q:キャプテンという存在、役割で難しいと感じるところはどこですか?
「はじめは、まわりの人間にしっかりと伝えるべきことを伝えて、締めるところをしっかり締めるようなキャプテンになりたいなと考えていました。でも、実際にやってみるとすごく難しくて。特に最初のうちはなにをどうしたらいいのか、まったくわからなくて苦労しました。『集合』の声とかみんなに声をかけても、なかなか伝わらなかったのかすぐには集まってくれず、威厳というか信頼感というか、そういうものをもっともっと持ってもらえるような人間にならないと、と思いました。それから、トップチームのメンバーにはあまり言うことはないんですけど、セカンドやサードのメンバーに指示したりするとき、どう話せば伝わるか、ポジティブなモチベーションになるか、その部分は難しいですし、いまだにうまくやれないことも多いです。でも副キャプテンの2人がサポートしてくれるので、感謝です」
Q:逆によかったことはどんなことですか?
「自分自身としては人の話をよく聞いて、理解して、行動することができるようになったと思います。チームとしては、今年の全国高校サッカー選手権大会岩手県大会のメンバー外になった選手のために、みんなで宿舎に泊まりました。そこでメンバー外の選手のユニフォームやジャージに全員が一言ずつメッセージを書いたり、サードのキャプテンにみんなでカンパして買ったキャプテンマークを渡したり。みんな涙を流していましたし、翌日以降、団結力が非常に高まったと思います」
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