2019シーズンの70校目の取材は、秋田の強豪・秋田商業サッカー部！取材に協力してくれたのは、キャプテンの松野真士だ！

松野 真士
■ポジション：DF（CB）
■学年：３年
■身長/体重：166cm/63kg
■出身チーム：山王中学（秋田）
■自分の見てほしいプレー：カバーリングの広さ。危険な流れを予測してケアをするところ。


Q:キャプテンに決まったのはいつですか？
「前回の高校サッカー選手権が2019年1月に終わり、数日の休みがあった後の最初の練習で、顧問の（小林）克先生に指名してもらいました」

Q:キャプテンになる予感はありましたか？
「はい。2018年11月に行われた新人戦のとき、前のキャプテンだった（鈴木）宝さんに『やれ』と言われました。その新人戦で自分がキャプテンを務めたことで、自分がやらなきゃいけないなと思いました」

Q:ここまで新チームのキャプテンを務めてみて。
「大変なことや、辛いことが本当に多かったですね。去年、宝さんに2人組で組ませてもらって、目の前で宝さんの行動を見ていました。でもそのときはチームをまとめることがどれだけ大変なのかを気づけていなくて。いざ自分が新チームのキャプテンになって、最初は結果が出るといい雰囲気で練習ができていました。でもプリンスリーグ東北で負けが続いたときなど、自分が悪い感じを出して、チームもそういう雰囲気になってしまった。そこで自分がもっとしっかりと、チームがどうするべきかを示す必要があったんですけど、できなかったことが反省点です」



Q:最後の大会に向けて。
「キャプテンとして最後の大会が始まっているので、ここからは『自分がこうしておけばよかった』というのは絶対無いようにしようと思っています。過去は過去なので、いまから何ができるのかを毎日模索しています。克先生に『おまえがチームの舵を握っている』と言われました。自分が迷ったらチームも絶対迷ってしまう。自分がチームの軸であることを忘れないようにしていきたいです」



Q:チームで伸ばしたいポイントは。
「もっと前から迫力をもって守備をしていきたいです。80分は短い時間なので、前半がゆったりしてしまうと、思うように自分たちの持ち味を出せなくなる。前半から相手に強くプレッシャーをかけることができれば、試合を通して自分たちが有利に立てるのかなと思います」

Q:目標は？
「まず県大会を勝ち切りたいです。本当に簡単な試合はなく、その中でも自分たちの力をどれだけ発揮できるかが大事です。自分は前回の高校サッカー選手権でベスト8を経験して、あの舞台にもう一度立ちたい。チームのみんなもそう思っています。最近はその目標に向けてチームも一丸となっていますし、モチベーションも高くトレーニングできています」

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