2025年14校目は、強豪校ひしめく静岡県の新鋭、富士市立高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの小林富司選手。キャプテンになった経緯や今年の目標を語ってもらいました!

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小林 富司
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/64kg
■前所属チーム:JSC SHIBA(千葉)
■見てほしいプレー:ボールを運んでからのラストパスとシュート


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年は2年生の僕が一番試合に出ていたのもあり、夏の時点で杉山秀幸監督から直接『来年キャプテンを任せるから準備をしなさい』と言われていました。キャプテンをやったことがなければリーダーシップをとるタイプでもないのですが、そこから少しずつ責任と覚悟を持ってサッカーと向き合うようになりました」

Q.どんな準備をしてきたのでしょうか?
「キャプテンになると120人以上いるチームをまとめなければいけません。最初は何をすれば良いか分からなかったのですが、徐々にチームのことを考えたり、周りに気を配った行動やプレーができるようになりました。昨年の準備期間が大きく、昨年キャプテンをやっていた桶川陸の動きを観察し、真似をしています。気を配るのが上手で、周りのことをよく見ていると思ったので、そこを自分のものしようと思って真似しています」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「キャプテンになると私生活の部分もいろんな人に見られていると思うので、より一層意識するようになりました。学校生活で模範的な行動を取ろうと意識しています。提出物はしっかり出すようにしていますし、率先して挨拶もしています。そうして自分がお手本となって、チームを引っ張ろうとしてきた結果、僕の言うことを聞いてくれる人が段々と増えていきました」

Q.やっていて良かったと思う瞬間はありますか?
「最初はチームが全くまとまらず、みんなが自分の意見だけを言う自己中心的な人が多かったのですが、少しずつチームとしてまとまってきました。そうしてチームが良くなり、試合に勝つとみんなで喜びあえるので、キャプテンをやっていて良かったと思えます」

Q.今年の目標をお願いします。
「今年のチームは一人ひとり個の力が凄いのですが、個の力だけでは勝てません。個の力が一つにまとまった時の組織力は富士市立が静岡で一番だと思っています。今年はインターハイと選手権で全国大会初出場を果たすことが目標です。プリンスリーグでもプレミアリーグ参入プレーオフまで進みたいです。ただ、去年と同じようにやっていても全国には行けません。静岡学園や藤枝東、浜松開誠館といったライバルたちを倒すために昨年よりも意識高く、練習していければと思っています」


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