2025年13校目は、新潟県の上越高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの冨田大地選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況を語ってもらいました!
冨田 大地
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:178cm/74kg
■前所属チーム:アルビレックス新潟U-15(新潟)
■見てほしいプレー:セカンドボールの予測、球際
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「中学2年生の時に学年のキャプテンをしていて、音頭をとって練習しようと意識していました。高校1年生のルーキーリーグでもチームを引っ張っていました。そうした経験もあったので、新チームになってからも自分が音頭をとって練習していました。その姿を見た監督やスタッフがキャプテンに指名してくれたという経緯です」
Q.キャプテンになってから意識していることは?
「きつい練習が増える中でも、なるべく前向きな声掛けをしようと心がけています。緩い雰囲気だったら喝を入れる。チーム状況を見ながら、チームが良くなるために最適な言葉選びを意識しています。キャプテンになってから一番意識しているのは選手に考えさせる声掛けですね」
Q.具体的にどんな声掛けをしているのですか?
「選手ひとりひとりに成長してほしいので、答えを言うのではなくヒントになる言葉をかけることで、選手自身に考えてもらって成長を促しています。例えば、今右SBをやっている選手はサイドハーフやボランチをやっていた選手なので、シーズン前の練習試合では守備対応が課題でした。僕がやっている守り方を教えるのは簡単ですが、ある程度の形を教えた後は『こうなったらどうなる?』と質問する感じで教えています。
大変ではありますが、僕らは絶対に選手権で全国に行くんだという想いでやっています。それまで全員が成長しなければいけないので頑張っています」
Q.大変さと感じる瞬間とやっていて良かったと思える瞬間はありますか?
「後輩のみんなが凄く真面目で、言ったことに対してちゃんと応えてくれるので、難しさは感じません。やりがいは凄く感じています。さっき話したSBの選手は3月の遠征でいろんなチームと対戦するうちに守備が段々良くなっていき、プリンスリーグの開幕戦でも凄く守備対応が良くなっていました。伝え方が間違っていなかったと思えて、凄く嬉しかったです」
Q.最後に今年の意気込みをお願いします。
「昨年、一昨年は粘り強い守備と縦に速いサッカーで戦っていたのですが、それだけではベスト4止まりで終わってしまいます。自分の代で色んな武器を増やしていかないと全国には出られないと感じました。なので、この1年間は色んな武器を増やしていきたいです。今年は上越高校の強みである粘り強い守備と前に速いサッカーを軸にしながら、サイド攻撃など今までになかった上越高校を出して全国に出ます」
【上越】『チームが良くなるために最適な言葉選びを意識している』全国初出場へ、冨田大地が作る理想のチームとは【キャプテン】
ゆるネタ2025.04.25