刈谷高校サッカー部のマネージャーにインタビュー！：ヤンサカ

もしかしたら選手よりも大変かもしれないサッカー部のマネージャー。マネージャーのやりがいや、本当はつらいと思っていることなど、マネージャーの本音に迫る！
今回は、刈谷高校サッカー部を支えているマネージャーさんたち、5人にインタビューしたぞ！

■質問：まずはなぜマネージャーになったのでしょうか。
山平「中学校まではサッカー部でやっていたんですが、刈谷高校のサッカー部ではレベル的に厳しいな思って(苦笑)。それでお姉ちゃんが刈谷高校のサッカー部でマネージャーをやっていたんですが、その影響もあって、男子だってマネージャーをやれると思ったんです。選手として入るか最後まで迷っていたんですけど、部登録の日にマネージャーに決めました」

木村「私は部活が最後まで決まらなくて、最後は同級生のサッカー部の人に誘われて、やることにしました」

三浦「私は山平家と幼馴染で、中学の時は海外に住んでいたんです。それで一時帰国をした時に山平のお姉ちゃんに誘われてサッカー部を見に行ったのがきっかけでした。それで刈谷高校を受験して、入ってそのままマネージャーになったんです」

杉浦「私は家族がサッカー大好きで、お父さんも弟もサッカーをやっていて。最初はバドミントン部に入ろうか迷っていたんですが、足のケガがあって厳しいなと思いながら部登録の5分前まで迷って(笑)。サッカー部のマネージャーにずっと興味はあったんですが、体験入部はできないまま、当日に飛び込んでいっちゃいました」

脇坂「私はサッカーが好きで、中学の時に刈谷高校の試合を見た時に憧れて。刈谷高校に決めたのもサッカー部のマネージャーになりたかったことがありました」

■質問：マネージャーの仕事で大変なことは何ですか？
三浦「とにかく休みが少ない(笑)。だから勉強に追いつくのが大変」
全員「(大きくうなづく)」

■質問：逆に好きな仕事、やりがいがある仕事はありますか。
木村「スポーツドリンク作りです(笑)。粉末で作るので、おいしく作れると嬉しいです。みんながおいしそうに飲んでくれるので。おいしいとやっぱり減りが速いんですよ」

三浦「けっこう味は試行錯誤するよね。一袋10Lのものを少し薄めで作るのがコツ。"少し薄め"は目分量ですけど(笑)」

脇坂「私はスコアをつけるのが好きです」

木村「けっこう任せちゃったりしています(笑)。ほんとはジャンケンとかで決めるんですけど」

■質問：マネージャーの仕事はどんなことがありますか。
山平「今日は雨が降っていたのでグラウンドが使えないので、減りは少ないんですが水を代えたり。合間には倉庫を片付けたりしています」

杉浦「グラウンドが使える日にはその水を練習メニューごとに移動したりしますし、最近は選手権が近づいてきたのでお守りを作ったりもしています」

脇坂「千羽鶴も作っています。一人200羽のノルマで」

山平「僕、まだ折り終えてないんです...。折り紙苦手で、折り方も知らなかったぐらいなんで。なかなか上達しないし、1羽8分くらいかかるんです」

三浦「私は1羽2分ぐらい」

杉浦「早ければ1分で折れます(笑)」

■質問：試合の時はどんな仕事が増えますか？
杉浦「水の準備をしたり、スコアをつけたりします。公式戦だとメンバー表を書いたりもします」

木村「試合後のアイシングを作ったりもします。練習の時もやりますけど」

三浦「今は3年生のマネージャーが引退してしまったので、私たち2年(三浦・杉浦・山平)がAチームを見て、1年(木村・脇坂)がBチームを見る感じになっています」

■質問：なるほど。他に何か特別な仕事はありますか。
三浦「あとは毎月、自分の学年に誕生日の選手がいれば手作りのお菓子を作ってプレゼントしたりします。誕生日とバレンタインですね。選手だけでなく、先生にも作ります」

杉浦「ひと学年30人くらいなので、一人30個くらい作ることになりますね」

三浦「ちなみにバレンタインはテスト週間がかぶっているんですけど、部の伝統なのでちょっとキツイけどやっています」

木村「それ、初耳です...テスト週間にやるんですね...」

杉浦「でも1日かぶってるか、かぶってないかぐらいだから」

山平「僕はさすがに作らないです。実はもらってはいるので、非常に申し訳ない感じなんですが(苦笑)」

■質問：先輩から引き継いできているものはあったりしますか。
杉浦「毎回の試合のことを書いていくノートがあるんですけど、それは引き継いできているものですね」

三浦「あとは部費とか、管理系のノートとかもですね」

脇坂「そういうのもあるんですね...。あまり数学とか得意じゃないんですけど...」

杉浦「電卓あるから大丈夫だよ(笑)」

■質問：もっとスキルアップしていきたいマネージャーの仕事はあったりしますか？
脇坂「もっと力持ちになりたいです」
(一同爆笑！)

脇坂「荷物を運ぶときに二人で運んだりすることがあるんですけど、それを一人で持てるようになりたいんです」

杉浦「ちょっと抜けてるところがあるので、そこは直してもっとテキパキとしたマネージャーになりたいです。前にも大きな排水口に水のボトルを落としてしまったことがあって...(笑)」

三浦「何だろう...」

杉浦「完璧すぎるから」

三浦「完璧じゃないよ(笑)。...もうちょっと3年の先輩とコミュニケーションを取れるようになりたいです。たぶん先輩もこっちに気を遣っていると思うので」

木村「私ももっとしっかり者になりたいです。荷物の準備もたまに忘れちゃっていることがあったりするので、それはプレーヤーに迷惑をかけてしまいますから。あと先生からの連絡を選手に回す時も、伝え忘れているグループがあったりするので」

山平「とりあえずお守り作りと折り鶴作りが上手くなりたいのと(笑)、やっぱり男子なので選手とのコミュニケーションをもっと深めていきたいです。今でもコミュニケーションはけっこう取っているつもりですけど、選手はやっぱりグループに分かれてしまっているので、そこをもっとつなげていけるようなことがしたいです」

インタビューに答えてくれた５人はこちら！

２年　三浦春花さん

２年　杉浦侑佳さん

２年　山平悠生くん

１年　木村月香さん

１年　脇坂愛花さん

☆取材などの様子！