8年連続で冬の全国高校サッカー選手権に出場している富山第一高校サッカー部。
今回は、富山第一高校サッカー部を支える能浦双葉さんにマネージャーになった理由からやりがい、チームへの想いなどを聞きました!

能浦 双葉
■ポジション:MG
■学年:3年

「小さい頃からサッカーが好きでお兄ちゃんの試合をよく見に行っていました。小さい頃からマネージャーに憧れていたのですが、中学の時にトミイチのマネージャーが取り上げられたYouTubeの動画を視て、みんなかっこいいと思いました。ちょうどお兄ちゃんもトミイチでサッカーをやっていたので、自分もトミイチに行きたいと思っていました。でも、なかなか言い出せなくて受験のギリギリになってお母さんに行きたいと伝えたんです。最初は家から遠いし、お金もかかるからと反対されましたが、『どうしてもマネージャーがやりたい』と言ったら、『頑張るなら良いよ』と言ってくれました。

お兄ちゃんの存在もあって先輩たちには、入部してすぐ優しくしてもらいました。みんなが話しかけてくれたし、分からない仕事があると『大丈夫?』と聞いてくれました。お兄ちゃんも私が一人でいると『何しとるん?これやれば』と仕事を振ってくれたり、凄く可愛がって貰えたのが嬉しかったです。

でも、視た動画ではキラキラした部分しか分からなかったけど、思っていたよりやっぱり大変で...最初は選手が何を求めているか分からなくて、マネージャー同士で話し合いもしました。選手含めたみんなで頑張ることが楽しいです。

マネージャーをやり始めてからは、人付き合いができるようになりました。グラウンドに入ると色んな人がいるじゃないですか。他校の人や色んな大人、小さい子とも関わるうちに、自分とは違う考え方や見方ができるようになりました。マネージャーを始めたおかげで、人と関わるのが好きになり、将来は人のために何かをしたくなりました。人の笑った顔が見たいなと思って、高校を卒業したら美容師の専門学校に進みます。

最後の選手権はみんなの笑った顔が見たいです。3年生だけでなく、全員が協力し合って、真剣にやって優勝したいです。進学や就職でみんな違う道を進むので、選手権がみんなで戦える最後の機会です。絶対良い思い出にしたいです」