2024年30校目は、高円宮杯U-18プレミアリーグWESTに所属する新潟の強豪・帝京長岡高校!
取材に協力してくれたのはキャプテン・山本圭晋選手。現在のチーム状況や選手権への意気込みを語ってもらいました!
山本 圭晋
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:180cm/79kg
■前所属チーム:セレッソ大阪U-15(大阪)
■自分の見てほしいプレー:ビルドアップ
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「自分は2年生のプレミア参入戦から試合で起用してもらって、選手権も経験して、昨年の3年生と共に過ごす時間が長かったです。選手権は2回戦敗退という悔しい結果で終わり、直後のホテルでミーティングのような、一人ひとりの想いを語っていく機会がありました。そこで、3年生の想いを引き継ぎ、試合に使ってもらった経験を新チームに還元したいと思い、古沢(徹)先生に『先頭に立ちたい。キャプテンをやらせてください』とお願いしました」
Q.これまでもキャプテンの経験はあったのでしょうか?
「これまでは人前に立って、誰かを引っ張るようなセンスがある方ではないと思っていました。ただ、入学した頃からずっと一緒にやってきた今の3年生がめちゃくちゃ大好きで、これからは自分がみんなの前に立って、勝利に導きたいと思いました」
Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「自分は決断力が弱いタイプで迷ってしまいます。出された課題に対して、こうしようという決断をしようときっぱりできるよう意識して、みんなを導いていこう思っています」
Q.キャプテンとして難しいことはありますか?
「帝京長岡には色んなキャラがいて、みんなでミーティングをしている時にでもおちゃらけてしまう子もいるので簡単ではありません。それに1、2年生を含めた全員でチームは成り立つものなので、全体をまとめるのも難しいです。ただ、チームに入って行きづらい部分があると思う1年生とも意識的にコミュニケーションを取ろうと思っていて、寮でも僕から話しかけています」
Q.キャプテンをやって良かったと思える瞬間はありますか?
「みんなと同じかなとは思うのですが、試合に勝って周りの人から"おめでとう"と言ってもらえる時はやっぱり嬉しいし、頑張って良かったと思えます。日々、頑張って練習してきた成果だと思えるので気持ち良いです」
Q.インターハイはベスト4まで進みました。選手権であと2勝するために大事なことはなんでしょうか?
「インターハイの準決勝だけでなく、プレミアリーグのファジアーノ岡山U-18戦でもそうだったのですが、先に連続失点してしまいました。1失点だとひっくり返せる自信はあるのですが、2失点するとやっぱり厳しいです。今までの負け方を振り返ってもそういった試合が多いので、冬に向けて今は連続で失点しないチームになろうと頑張っています」
Q.最後に選手権への意気込みをお願いします。
「昨年の3年生全員を国立に連れていくことが選手権の目標で、応援してもらいたいです。みんなで最後に笑って終わりたいので、今は目標を実現するために頑張ります」
【帝京長岡】『キャプテンをやらせてください』上級生の想いを引継ぐために自ら志願。山本圭晋が描く全国への想いとは【キャプテン】
ゆるネタ2024.10.01