そのチームの命運を握る重要人物に話を聞く『○○の誓い』。
今回は日大藤沢高校サッカー部の攻守の要・尾野優日選手に話を聞きました!

尾野 優日
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:177cm/67kg
■前所属チーム:横浜F・マリノスジュニアユース(神奈川)
■見てほしいプレー:タイミングを見た攻撃参加

Q:今年は最終ラインで攻守の要を担っています。意識していることを教えてください。
「自分の武器は攻撃です。なので今まで攻撃ばかり取り組んできたのですが、インターハイを通して、サイドバックとしてのカバーリングや守備面で貢献できて、周りからも高い評価をいただけました。最終ラインで無失点に抑え守備をしっかりやった上で、自分のストロングポイントである攻撃力を出していけるようにしたいです。そこは意識しています」

Q:逆にインターハイを通じて新たな発見や気付きはありましたか?
「インターハイで対戦したチームはパワフルな戦い方で、蹴ってくるスタイルが多かったです。米子北や奈良育英はハイプレスを仕掛けてどんどん裏に行くチームが多かったです。うちのセンターバックは2枚とも強くて、ヘディングで返せる選手ですが、サイドバックのカバーが必要になる展開が多かったんです。そういう時に予測して先に動いたり、最終ラインのコントロールをする必要があり、そうなればサイドの選手が一番状況を把握できると思うので、そうしたプレーは少しやれるという実感が湧きました」

Q:その一方で、攻撃力が武器なので前に行きたい気持ちもあったと思います。攻守のバランスを取る難しさはなかったのでしょうか?
「2年生の時のインターハイ1回戦で丸岡と対戦しました。その際に自分が左サイドを上がった後に、空いたスペースを使われてカウンターから得点を決められてしまいました。そうした経験も含めて、上がるタイミングは少しずつ見極められるようになっている感覚があります」

Q:冬は夏のリベンジを目指す大会になります。そこに向けてどういう成長を遂げていきたいと感じていますか?
「日本一という目標がある中で、日本一を目指せる大会は選手権しか残っていません。インターハイはベスト4でしたけど、選手権は日本一を達成しないといけません。チームとしてはもちろんですけど、やっぱり個人としても日本一の左SBを目指したいです。現時点で、同世代の選手の中で1番の左サイドバックかと言われたら、そうではありません。いい選手が他にもたくさんいます。だからそのポジションの中でまず自分がナンバーワンにならなければいけません。個人の力をつけて、自分のプレーでチームを日本一に導けたらいいなと思っています」







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