2023年48校目は、石川県の強豪・鵬学園高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの山﨑快選手。キャプテンを任されるようになった経緯や、冬への意気込みなどを語ってもらいました!

山﨑 快
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:181cm/70kg
■前所属チーム:パテオFC金沢ジュニアユース(石川)
■見てほしいプレー:空中戦の強さ、ロングボール

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の時からこの学年のキャプテンをやらせて貰っていた流れで、全体のキャプテンになりました。鵬学園は1年生の時に学年のキャプテンをやっていた人が、そのままキャプテンになる流れがあるのですが、一人ひとりが監督と面談した上で3月頭にならせて貰いました」

Q:キャプテンになってから意識していることはありますか?
「僕らの学年には、周りで良くないことが起きれば、それに対して注意できる選手や、こうしようと言える選手が僕以外にもいます。チームの為を思って言える選手がいるので、学年リーダーをやっていた頃から、周りの選手が言ったことに対して反発が起きないよう意識してきました。僕がバランスをとって、チームが上手くまとまれば良いなと思っています。キャプテンになってからは、ダメなことを注意しなければいけません。そのためには自分がしっかりしていないといけないので、まずは自分がしっかりするようにしています」

Q:厳しい言葉や指摘ばかりではいけない難しさもあるかと思います。
「強く言うだけでなく、なるべくマイナスな声掛けを減らしたいと思っています。自分自身の良さは分かりにくいので、自分ができるだけチームメイトの良さを伝えています。特にカテゴリーが落ちた選手は、メンタルが落ちてしまうので、良さを伝えたいです。できていない部分は自分自身がよく分かっているからこそ、落ち込んでいると思うので、できている部分を言ってあげるようにしています。声をかけるため、一緒に自主練するよう心掛けています。1、2年生の頃は意識できていなかったので、3年生になってからより一層意識しています」

Q:キャプテンになりながら、怪我で満足にプレーできない難しさもあるのではないでしょうか?
「キャプテンになって間もない3月末に左膝を怪我して、手術しました。最初の1、2ヶ月は何もできませんでした。今は復帰しましたが、万全な状態でプレーできているわけではありません。キャプテンになったのにチームの為に何もできないもどかしさはありますし、プレーできても100%できない辛さもあります。それでも、チームのみんなが良い声をかけて励ましてくれるので、みんなには感謝しています。同時に自分の情けなさを感じるので、メンタル的にしんどさも感じます」

Q:キャプテンをやっていて良かったと思える瞬間はありますか?
「チームの決め事がある時に、いつもみんなが文句を言わずに付いてくれる時は、なって良かったと思います。チーム内で問題があった時にミーティングをして、改善できた時もやっていて良かったと思えますし、自分の行動が間違っていなかったと思えます」

Q:選手権への意気込みをお願いします。
「4月上旬は初めてプリンスリーグを経験するので、チャレンジャー精神を持てていたのですが、いざリーグが始まってからは自分たちができると勘違いして、慢心していた気がします。それがインターハイ予選の結果に繋がってしまったので、冬までには、そういったことをなくそうとチームで話しています。あとは後悔がないようにしたいです。あの時やっておけば良かったと思わないようにしようと、チーム全員で話しています」



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